菊地成孔の欧米休憩タイム

菊地成孔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784773405040
ISBN 10 : 477340504X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
追加情報
:
528p;19

内容詳細

近年のアジア諸国の映画批評に加え、長らく書籍化されなかった伝説の連載コラムを初収録!

目次 : 第1章 欧米休憩タイム―アルファヴェットを使わない国々の映画批評(カンヌ国際映画祭監督賞受賞作『黒衣の刺客』の“アンチポップ”な魅力/ 『ロマンス』に見た、エンタメと作家性の狭間―意外なエンディングが示すものとは?/ 日本のノワール映画は“エグいジャパンクール”『木屋町DARUMA』 ほか)/ 第2章 TSUTAYAをやっつけろ(大人は判ってくれない フランス映画『死刑台のエレベーター』と日本映画『死刑台のエレベーター』/ 下方倍音列的な名翻案 『ディーバ』から12年後の『FRIED DRAGON FISH』から更に16年後の日本とフランス/ アメリカは反復する(似た顔の天使の下に) 『イヴの総て』と『エージェント・ゾーハン』 ほか)/ 第3章(『ひと夏のファンタジア』『今は正しくあの時は間違い』 ハン・トンヒョン×菊地成孔対談/ ホン・サンス「次の朝は他人」/同一性障害という美/ 都市の同一性障害 第1回「新宿とパリ」 ほか)

【著者紹介】
菊地成孔 : 1963年生まれ。1985年にサックス奏者としてプロデビュー。ジャズ・ミュージシャンを軸足として、映像作品の音楽監督、大学の講師など多岐にわたって活動。同時に文筆家、コラムニスト、批評家など、言論界でも活躍する多作家。所属するバンドは「デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン」及び「菊地成孔とペペトルメント・アスカラール」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • garth さん

    「タランティーノが生んだ「秘宝」系という巨大マーケット」なんて見出しがあると読まないわけにはいかないわけで、で、菊地成孔氏の映画評論というのは、ぼくにはまったく存在しない視点を与えてくれるという意味では面白いので読んでしまうんだけど(たとえば「ヒッチコック」の章)、最終的には相容れないところで終わるんで、難しいね。

  • vaudou さん

    二冊目の映画評論集にして志向はアジア(半分は韓国映画)へ。「シン・ゴジラ」と「君の名は」を日本のフェティッシュのAB面と表現する序文を皮切りに、日中韓のエンタメ大作から小規模ミニシアター系まで快刀乱麻、「門外漢として、低リテラシーを前提にする」姿勢で批評する。一転、第二章はゴダール、ヒッチコック映画のオーソリティならではの視/聴覚評を進める続「ユング〜」の集中講義。かと思うとコリアンカルチャーに傾倒する興奮を書いた三章はより身体的な批評と硬軟自在。まるで大衆酒場と高級バーをハシゴするかの如き読後感が残る。

  • De PalmaX さん

    主に日韓の映画の評論と両者の比較。日本映画はいずれ漫画のノベルティになるのか。そして成孔はそんなにSNSが嫌いなのか。古本屋に「アフロ・ディズニー」が2冊共あり、来週もまだあれば買う。なかったら、運命を受け入れる。なにがなにやら。

  • 三鷹台のすずめ さん

    くせになるこの文体。魅力的だ。韓国映画のおもしろさの理由が分からなかったけど、ノワールの魅力に酔いしれた。そうか政情が不安だから映画がおもしろいのか。日本は太平の安楽を貪っているのか。

  • n_kurita さん

    一般的な映画評論家やライターとは視点というか、切り口が全く違うのが面白いと思った。あと語彙も違うし、本職ではないからなのか、ものすごく肩の力が抜けている印象を持ったし、そこがいい。もちろん評論家が書いたのも面白いけれど、どちらが良いとかでもなく、どっちも面白いなと。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

菊地成孔

1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い

プロフィール詳細へ

菊地成孔に関連するトピックス

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品