憂鬱と官能を教えた学校 “バークリー・メソッド”によって俯瞰される20世紀商業音楽史 下 旋律・和声および律動 河出文庫

菊地成孔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309410173
ISBN 10 : 4309410170
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,355p

内容詳細

ミュージシャン兼批評家=菊地成孔+大谷能生の名コンビが、ポピュラー・ミュージックの理論「バークリ・メソッド」をソリッドに論じたベストセラー。下巻は「旋律・和声および律動」とし、ついにリズム構造にメスが入れられる!さらに文庫版に際し、補講対談も収録。音楽理論の新たなる古典、ここに誕生。

目次 : 旋律・和声/ 律動/ 総論

【著者紹介】
菊地成孔 : 1963年、千葉県生まれ。音楽家、文筆家、ジャズに軸足を置きながら、ジャンルレスな音楽・執筆活動を展開

大谷能生 : 1972年、青森県生まれ。批評家、音楽家。sim、masなどのバンドに参加し、日本のインディペンデントな音楽シーンにて積極的な活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • P.N.平日友 さん

    もう一回読みたいというのが素直な感想。 モーダルコーダルがわかったようでわからない。もどかしい。 一つの曲についてコード分析をするくだりがすごく面白い。 ただ、どうしてそのような進行にするのかがもっと知りたかった。本書の目的とは外れるけど。 結局リディアンクロマティックの考え方、メリットがいまいちよくわからず。 わからないながらも楽典の知識はついた気がする。

  • Yuichi Tomita さん

    下巻も読了。旋律・和声は若干私の知識ではついていけなかったが、律動(リズム)が特に興味深かった。バークリーメソッド上は重要視されていないみたいだが。2002年という時代を反映してか、音響派の勢力が強くなる予感を感じていたのか、と思う面もある。ジャズやブラックミュージックの世界においては、案外、律動の要素が強くなったような気もする(グラスパーやクリス・デイブのような変なリズム)。 散々理論を言っておきながら、最後に人と一緒に音楽を創るのは良いで終わるのがナイス。 次はマイルスを読む。

  • ma-san さん

    ようやく読了。やっぱり音楽理論って難しい…というか菊地成孔の衒学趣味が話を脱線させてるから難しいのでは?この頃うつ病だったらしく、治療のせいか躁転してるのでは思うようなテンションの時がある。 コーダルな考え方の大まかなところは理解できたがやっぱりモードがイマイチ。モードは実学的なところを鍛えないと頭入りにくい気がする。 理論でどこまでできるのか、ってのが、おぼろげに見えたような気がする。

  • よく読む さん

    完全5度で強進行を続けるビバップの時代から、モードに時代が変わる様子が本書を通して覗くことができた。音楽理論が何もわかってない状態で上下巻を詠んだが、音楽理論にも、クラシック音楽につがわれる理論、ビバップ、モード(ジャズ)など様々な理論があり、いずれも、前の時代に飽きてそれを乗り越えようとして発展してきたことがわかった。俯瞰できてよい。個人的に、驚いたのが、メディアの変化や、人間が特定のコード音に慣れることは、音楽理論に影響をもたらすということだ。2度は濁ってるようだが7thに慣れたおかげでいくらか自然。

  • Sherlock Holmis さん

    再読を終えたが既にドッペルドミナントが何なのかを忘れている…ひらがなを覚えさせられる幼児のように反復するしかない。

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菊地成孔

1963年生まれの音楽家/文筆家/大学講師。音楽家としてはソングライティング/アレンジ/バンドリーダー/プロデュースをこなすサキソフォン奏者/シンガー/キーボーディスト/ラッパーであり、文筆家としてはエッセイスト&批評家であり、映画やテレビの劇伴も多い

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