基本情報
内容詳細
人生の同伴者としてのイエス・キリストを見出そうとした遠藤周作。小説の登場人物たちは、いまなにを語りかけてくるのか。
目次 : 西欧と日本のあいだ―「神」をめぐって 文化風土をめぐって/ 遠藤周作さんとカトリックの信仰/ 昭和戦後の笑い―遠藤周作、狐狸庵先生/ 文学者、信仰者としての誠実さ/ 遠藤周作と歴史小説/ 遠藤周作とフランソワ・モーリヤック―『炎の河』と『わたしが・棄てた・女』における「妙な渇望」
【著者紹介】
菅野昭正 : 1930年生れ。東大仏文卒。東大名誉教授。日本フランス語フランス文学会名誉会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『永井荷風巡歴』(やまなし文学賞)、『変容する文学のなかで』(全3巻)など
加賀乙彦 : 1929年生れ。東大医学部卒。日本ペンクラブ名誉会員、文藝家協会・日本近代文学館理事。カトリック作家。犯罪心理学・精神医学の権威でもある。著書に『フランドルの冬』、『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『湿原』(大佛次郎賞)、『錨のない船』など多数。『永遠の都』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、続編である『雲の都』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した
持田叙子 : 1959年生れ。近代文学研究者。著書に、『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、サントリー学芸賞)などがある
富岡幸一郎 : 1957年生れ。文芸評論家、関東学院大学教授、鎌倉文学館館長
高橋千劔破 : 1943年生れ。作家、文芸評論家。日本ペンクラブ副会長
福田耕介 : 1964年生れ。フランス文学研究者、上智大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
菅野昭正
1930年、横浜市生まれ。東京大学名誉教授。フランス文学専攻、文芸評論家、日本芸術院会員。世田谷文学館名誉館長。著書に『詩学創造』(平凡社ライブラリー、1984年、芸術選奨文部大臣賞)、『ステファヌ・マラルメ』(中央公論社、1985年、読売文学賞)、『永井荷風巡歴』(岩波現代文庫、1996年、やまな
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