澁澤龍彦 ドラコニアの地平

菅野昭正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582286120
ISBN 10 : 4582286127
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
275p;26

内容詳細

没後30周年大回顧展公式図録。息づかい伝わる草稿・創作メモ、愛蔵の品々や蔵書、美しい単行本の装幀、偏愛した美術品や作家たち。

目次 : prologue 球体、円環への志向/ 1 精神のスタイル/ 2 創作のスタイル/ 3 生きることのスタイル/ 4 高丘親王航海記

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    先頃、世田谷文学館で開催された、没後30年を記念した澁澤龍彦の回顧展『ドラコニアの地平』の公式カタログ。回顧展として過去最大規模のものは、2007年(つまり没後20年になる年)に横須賀美術館で開かれた『澁澤龍彦幻想美術館』だったはずだと記憶する。ただ、『幻想美術館』の主旨は、澁澤が愛でた美術作品を展示するということだったので、間接的な展示品が多かった印象がある。今回の『ドラコニアの地平』は、会場の広さこそ横須賀美術館には遠く及ばないものの、手書き原稿に代表されるように、(つづく)

  • 阿部義彦 さん

    終わってしまいましたが、去年世田谷文学館で開かれた、澁澤龍彦大回顧展の公式図録です。図録と言うのは価格は優遇されているらしくこの厚さと綺麗なカラー写真、生原稿、そして特別寄稿が入って2400円は安いです。私の姉は実際に上京して見て来ました。勿論永久保存です。奥様の龍子さんとシモンさんの思い出語りからもう感激です。考えてみると、金子(ネコ)さんも、寺山さんも土方さんも、瀧口修造先生もいなくなってしまってるんですね。寄稿者の面子がいかにもです。南伸坊、安野モヨコ、ヤマザキマリ、諸星大二郎、とり・みき等豪華

  • belle さん

    没後30年に開催された展覧会を思い出しながら、この公式カタログを開く。会場では数々の草稿や原稿に時間を忘れて見入った。何よりも「高丘親王航海記」は圧巻だった。魅入られた。これからは澁澤作品を読むたびに、この本を開く楽しみができた。読んだばかりの「ドラコニアの夢」所収の『ランプの廻転』と『石川淳と坂口安吾』の原稿をさっそく見つけた。居ながらにして、彼が愛したモノやコトに触れられる時間を作ってくれる。そしてここではないどこかへ誘われる。

  • コウみん さん

    10月から世田谷文学館で開いている澁澤龍彦展の全てが載せられた。 今年は没後30年で、来年は誕生90周年だ。 日本に初めてサドを教えた人で、彼の変わった世界観は今までも繋がっている。 後ろのページでは様々な人たちが寄稿したエッセイもあるので、是非読んでほしい。そして、いつか展も行ったらいいと思う。

  • ybhkr さん

    現在、世田谷文学館で開催されている同名の展示会の図録的なものらしい。澁澤ファンにはお馴染みのものが多く目新しさはないが、これだけの資料を大判でまとめ上げてくれたことは感謝せざるおえない。また、この手の回顧展の特集などはファンブック的アンソロジーになりやすく、そこがどうにも好きになれないのだが澁澤と多くの時間を過ごした方々の生の声が比較的多く楽しめた。以前gggにて展示されていた榎本了壱の高丘親王航海記の原画を思い出す。すっかりちいさくなってしまったが壁や台に置かれたあの絵と文字を今でもすっと思い出せる。

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人物・団体紹介

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菅野昭正

1930年、横浜市生まれ。東京大学名誉教授。フランス文学専攻、文芸評論家、日本芸術院会員。世田谷文学館名誉館長。著書に『詩学創造』(平凡社ライブラリー、1984年、芸術選奨文部大臣賞)、『ステファヌ・マラルメ』(中央公論社、1985年、読売文学賞)、『永井荷風巡歴』(岩波現代文庫、1996年、やまな

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