薔薇王の葬列 1 プリンセス・コミックス

菅野文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784253271813
ISBN 10 : 4253271812
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
174p;19

内容詳細

中世イングランド。白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代…。 ヨーク家の三男・リチャードにはある秘密があった。それは、男女両方の性を持つということ。己を呪うリチャードは残酷な運命に導かれ、悪にも手を染めていくが……!?
シェイクスピアの史劇「リチャード三世」を原案に描かれる禁断のダーク・ファンタジー!!

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 英知@マンガ専用 さん

    「オトメン」の菅野先生だーとずっと気になってました。相変わらず絵が美麗!ただ、私の苦手なカタカナ名がいっぱいで必死に頭の中でキャラを整理しながら読んだので、ちょっと疲れました;原案も知らないため終始???でした。兄弟のシーンはクスっとなる場面もあったけど、女性陣の憎悪が凄まじいし、戦のシーンはなかなか壮絶です;リチャードとヘンリーが出会うシーンが良かったなぁ。この2人が惹かれ合っていくのかな?でも、ランカスター家のエドワードがリチャードの正体に気付いたことでどうなるのかもちょっと楽しみですw

  • 辺辺 さん

    シェイクスピアの歴史劇を少女漫画風にアレンジしたダークファンタジー。ぞくぞくする面白さ。かのワルなリチャードを魅力的な可愛くも可哀そうな半陰陽体に設定したのが凄く斬新。少女漫画でありながら、ベタな恋愛物よりも戦闘、殺戮、権力争いなどに重点を置いて読んでたので、展開の速さにワクワク。それにしても、登場人物の多くは気性がとても激しいようですね。まだまだ悲劇の序盤という印象ですが、主人公・リチャードと彼の父親・ヨーク公の【親と子の絆を超える禁断の何かの匂い】がするのは気のせい?この巻ではヨーク公ダントツ1位。☆

  • 星落秋風五丈原 さん

    シェークスピアは「背曲がり」という身体的特徴を「リチャード三世が普通とは違う」ことのアピールに使ったが、本作では彼は両性具有という設定。母は息子でもありながら娘でもあるリチャードを「この世ならぬ存在を生んだ」と怖れる一方、夫を巡るライバルとして敵視。彼の周囲に集まるのは仲間達から疎まれる白い猪や「女でありながら男装して武器を取った」ジャンヌ・ダルクの亡霊など「普通とは違う」存在だ。物言わぬ猪と異なり、様々な言葉を投げかけリチャードを挑発したり翻弄したりするジャンヌはリチャードの心の声を具現化した存在。

  • 雪紫 さん

    13巻まで期間限定無料の電子書籍にて読了。男達が綺麗だけど、子を持つ女性が総じて怖過ぎる! リチャード・・・辛い。だからこそ、あの最後は・・・。

  • カナン さん

    薔薇戦争ほとんど記憶に残ってないんですよね…100年戦争の後とかもう英仏はカオスだったから全然頭に入ってこなかった。マーガレット王妃ってロンドンゲット!に失敗した人でしたっけ。これ、オチとしては誰が生きて誰がどう死ぬか最初からわかってるからお気に入りキャラ作るのが辛いですね。絵は美麗だと思うのですがキャラの描き分けがいまいち(マーガレットとセシリーがコマによっては同じ顔)なのと、衣装の描き方が自分の好みとは違うのが残念。特に薔薇戦争なのに薔薇の花結構手抜きなのが勿体ない。

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