西の善き魔女 6 金の糸紡げば 角川文庫

荻原規子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041013441
ISBN 10 : 4041013445
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

もうすぐ8歳になるフィリエルは、父親のディー博士が研究に没頭しているため、お隣に住むホーリー夫妻と暮らしていた。ある日ホーリーさんが連れ帰ったのは、痩せ細った宿なし子。奇妙な数列をつぶやくばかりのその少年を家に置くことにおかみさんは反対するが、ディー博士はなぜかその子に興味を示し、フィリエルを落ち着かない気持ちにさせた―。フィリエルとルーンの運命的な出会いを描く、傑作ファンタジー外伝!

【著者紹介】
荻原規子 : 東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』(福武書店)でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年、『風神秘抄』(徳間書店)で、第53回産経児童出版文化賞・JR賞、第46回日本児童文学者協会賞、第55回小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    この巻は一息つくためにあるのでしょうね。外伝になっています。8歳になろうとするフィリエルと、あるとき連れてこられたルーンの出会いが印象的でした。お互いに興味を抱くほどの運命。この出会いが後の2人の絆のきっかけなのですね。

  • かのこ さん

    登録後再読。フィリエルとルーン、二人の出会いを描く外伝エピソード。本編は世界を動かす壮大さを一作ごとに増していったけれど、本作は人里離れた小さな荒れ野での一年間のお話。だけど小さな二人にとってそれは世界のすべてで大切な原点の物語。フィリエルはセラフィールドというルーンの言葉が何度読み返してもいい。ルーンの居場所はフィリエル。こんなにも激しくぶつかり合ったからこそ二人の積み上げてきたものは強いしフィリエルは絶対諦めないんだな。どの巻の終わり方も好きだけど本作の締め方はその中でもとりわけいいなと思う。大好き。

  • 佐島楓 さん

    フィリエルとルーンの出会いが書かれる。ルーンが想像していた以上に過酷な育ち方をしてきたことがうかがえる。そして彼が学びの才をあらわすにつれ、複雑な思いを抱えるようになっていくフィリエル。彼女が抱く暗闇は、しかしルーンその人によって打ち払われる。このあたりの葛藤がなかなか読みごたえがあった。相手がルーンだったからこそ、フィリエルは愛し、思い詰めているのだ。これからのふたりはどうなっていくのだろう。

  • tom さん

    フィリエルとルーンの出会いの話。やっぱりこのシリーズすごく好き。たった5人しかいないセラフィールド。ほぼそこだけの話だけど、グラールという国の姿もおかみさんの話でしっかり描かれて、本当にこの国があるかのように考えさせられたりする。そしてなにより、フィリエルとルーンが可愛い。「散歩、行こう」って。多分もう4回は本編読んでるけどまた読みたくなる。

  • きき さん

    フィリエルとルーンが出会った頃の話。まずは可愛いが詰まっている。おてんばなフィリエルと子犬のようなルーンの姿は文章だけで鮮明に想像できる(ルーン絶対抱きしめたくなる可愛さだよな)そんな2人にとってディー博士は全てで絶対的な存在。だからこそフィリエルとルーン各々との博士の関係性が複雑で憤りを感じると共に寂しさを感じた。その中でのホーリー夫妻のあたたかさ…これを読んだ後に1巻での事を思うと本当に辛い。けれどどんな形であれ、登場する5人の繋がり方は自然に「家族だな」と感じた。後おかみさんの素顔には思わず笑った。

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人物・団体紹介

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荻原規子

東京に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。『風神秘抄』(徳間書店)で産経児童出版文化賞・JR賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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