宗教2世

荻上チキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778318338
ISBN 10 : 4778318331
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
339p 19cm(B6)

内容詳細

長年、第一線で戦い続けた専門家たちの論考と当事者のリアルが、いま、何重にも響き合う。当事者1131人の生の声。「信仰」という名の虐待。彼らはどうサバイブしたか?

目次 : 1 「宗教2世」問題とは何か?(なぜ、いま、「宗教2世」なのか?/ 宗教2世問題、その実態と課題 ほか)/ 2 宗教右派と政治、ジェンダー、セクシュアリティ(宗教右派はジェンダー政策にどう介入したか?/ チキラボ1131人実態把握調査レポート4 宗教2世を取り巻く性差別構造 ほか)/ 3 語り合う2世たち(「宗教2世」を孤立させないために必要なこととは?/ 自助グループ取材ルポ 当事者たちは何を語るか? ほか)/ 4 「宗教2世」とメディア(宗教2世を描いた作品たち/ データから見る「宗教報道」の変遷)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    【他者や子どもの「信じない自由」を奪わないでほしい】様々な立場の専門家が集結し、TBSラジオ放送時、大反響を巻き起こした「荻上チキ・Session」の特集「シリーズ・宗教2世」を中心に大幅な増補を加えた、当事者たちのリアルが多角的に描かれた書。編者は書く。<多様な当事者の体験に触れていくと、「宗教2世」の問題は必ずしも、旧統一教会の信者の周りのみで起こるとは限らないことがわかる。伝統宗教であれ新興宗教であれ、「家の宗教」あるいは「親の宗教」によって人生を左右されたという経験を味わった者は少なくない>と。⇒

  • ヒヨドリスキ さん

    重かった〜。荻上さんのラジオでのトークやメール紹介等を主に、2世のインタビュー、洗脳的な教義や暴力、外からの偏見、家族との折り合い、脱会後の受け皿等々の濃い内容。一番怖かったのは宗教の旧態依然とした家庭や性に関する価値観を守るために同性愛やLGBTに対する法律を通さないように例えば公的な委員に潜り込んだり、罵詈雑言のチラシ配ったりとする手法にゾッとしたわ。よく名前の出る山谷議員の突っ走りが怖い。聞き取り調査も含めた資料が幅広くて細かい聞き取りがびっしり(字も小さくて)正直そこは全部読みきれなかった〜。

  • noko さん

    安倍氏の事件後TVで沢山取り上げられていたが、最近あまりやらなくなった。しかし困っている人が現時点でもいる。脱会する人がどれ位の期間が掛かるかは、入信していた時間とほぼ同じ。心の脱会が大変。現時点で行政で頼れる所はない。旧統一教や自民党が家庭教育が大事と言い家族に教育を負担させ、責任も取らせる政治的な動きがあるが子供に良くない。親でも子が辛いなら離れること。宗教ショッピングをする人も。本当の人生を与えて欲しいという想いで次々と重い宗教に渡り歩く人もいる。二世がどんな声かけや行動を強いられているかわかる本。

  • 雪彦 さん

    内容も濃かったし、凄いボリュームだった。どっしり。宗教2世当事者として、フラッシュバックするのではと怖くて手を出せずにいたが、やはり読んで良かった。 特に、ジェンダーとセクシュアリティに関する政策に宗教右派がどう関与してきたかを紐解く章では、いろんなことが答え合わせされていく感覚があった。 当事者でない同僚に話したら、読みたいと言ってもらえて嬉しい。明日会社に持って行く。

  • iqo720 さん

    身近に感じなかったのは私が鈍感なだけだったのだろうと教えてくれた。今までに出会った友人の中にもきっと悩んでいた人はいたはず。そんなことを考えるきっかけとなった。チキラボの声が生々しく読んでいて胸が痛くなってくる。外野はなんとでも言えるから恐ろしい。もっと寛容な世界になりますように。

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