ヘビメタ中年! 小学館文庫

荒木源

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094063523
ISBN 10 : 4094063528
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
301p;15

内容詳細

梅が岡高校時代にヘヴィメタルバンド・ブラッククローを組んでいたメンバー四人は、三十余年の時を経てバンドを再結成する。当時と比べて、みな外見に変化はあるものの、ヘビメタを愛する気持ちにまったく変わりはないのだ。今は市民病院の医者であるボーカルの江並は、ある日、手術予定の患者・山口から手術を拒まれる。聞けば、ライブハウスで完全ヘビメタ仕様で絶叫する彼のライブ映像を目にしたようだ。代わりに近隣の病院で手術を受けるという山口だったが、その担当医を調べていくうちに、江並はあることに気づく。話は思わぬところまで波及していく―。

【著者紹介】
荒木源 : 1964年京都府生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、朝日新聞社会部記者などを経て、2003年に「骨ん中」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    タイトルが気になって読んでみた。連作集だが、曲名からインスピレーションを得て書いたのだろうか。『sad bat true』だけやや新しい90年代の曲なのが違和感。実際に、こういうバンドの楽しみ方をされている人も多いはずなので、そういう人にとっては私以上に面白く読める作品ではないだろうか。なんか「楽しそうだなぁ」とホッコリ。このバンドでこのレパートリーってアリなの?と疑問に感じる部分はあった。ラウドネス『クレイジードクター』とパンテラ『カウボーイズフロムヘル』を一緒にやる50代バンドっているのだろうか?

  • おしゃべりメガネ さん

    いいなぁ〜、こういう一生懸命でほっこりして、時折じんわりと涙するアットホームな作品。初読みの作家さんで映画『オケ老人!』の原作者荒木さんの作品です。内容はズバリ、タイトルどおり50歳を越えた高校からの四人組が、今もなお、現役にてライヴでヘビメタを演奏しているお話です。ただノイジーな音楽的な話ではなく、むしろ人生色々なヒューマンタッチがストレスなく描かれていて、ほっこりとココロを和ませてくれます。四人がそれぞれに抱える悩みも持つべきものは、やっぱり友情で涙してしまいます。ヘビメタ好きにはたまらない作品です。

  • 紫 綺 さん

    笑いと涙のヘビメタ物語。中年ヘビメタバンド、ブラッククローの4人+一人一人が主人公の連作短編。もう笑ろた笑ろた!じんわり涙滲んだ💧ディープ・パープルをはじめ、好きだったロックやヘビメタのバンドが多数登場で楽しめた‼️

  • ダミアン4号 さん

    ちょっとツボなんですけど〜これ!(笑)ジューダスプリースト、ブラックサバス、オジーオズボーン、アイアンメイデン、スコーピオンズ、MSG、ディープパープル、レインボー…ジャパメタならラウドネスや44マグナム!全部聞いてました!ってか今も時々引っ張り出して来て車の中で聞いてます。主人公達とは“タメ”だしぃ(笑)でも…ヘビメタって今でこそある程度“認め”られているけど当時は“色モノ”扱いで…ジューダスとジャパメタ以外は「ウチはロックンロールバンドだから!」って言ってた様な記憶が…熱いオヤジ共、格好良いぜ(笑)

  • b☆h さん

    読み友さんのレビューで知った作品。タイトル通り、中年バンドの連作もの。タイトルからは思い浮かばない曲がほとんどだったけど、出てくるバンドは知ってるものばかりで昔を懐かしみながら読み終えた。音楽だけに留まらずにコンプレックスや恋愛などの話もあったのが良かった。どの話もそれぞれの個性が出ているのがいい。久しぶりに聴きたくなったバンドがちらほらあるから聴いてみよ。

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人物・団体紹介

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荒木源

1964年、京都府生まれ。東京大学文学部仏文科卒、朝日新聞社に入社。2003年『骨ん中』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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