超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃 PHP新書

荒川和久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569832760
ISBN 10 : 4569832768
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
277p;18

内容詳細

2035年、日本の人口の半分が独身になる!未婚化・非婚化に加え、離婚率の上昇や配偶者の死別による高齢単身者の増加など、確実に進行する日本のソロ社会化。高齢化や少子化ばかりが取り沙汰されているが、このソロ社会化こそ、日本が世界に先駆けて直面する課題だ。「個」の生活意識や消費意識、価値観はどのように変化していくのか―博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクト・リーダーが問う日本の未来。

目次 : 第1章 増えるソロで生きる人たち/ 第2章 ソロで生きる人々を許さない社会/ 第3章 男たちは嫌婚になったのか/ 第4章 結婚してもソロに戻る人たち/ 第5章 ソロたちの消費/ 第6章 ソロ社会の未来

【著者紹介】
荒川和久 : 博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクト・リーダー。早稲田大学法学部卒業。博報堂入社後、自動車・飲料・ビール・食品・化粧品・映画・流通・通販・住宅等幅広い業種の企業プロモーション業務を担当。キャラクター開発やアンテナショップ、レストラン運営も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マエダ さん

    本書は過去から現在に至る日本の未婚、非婚、離婚の状況を客観的に見つめ直し、それらを「郡」としての固まりで分析するのではなく、「個」の生活意識や消費意識、価値観といった視点から分析しているという。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    著者のYouTube動画では、53歳とのことであった。ご自身も独身という。従来の家族・地域・会社という旧型コミュニティとは別の、家族的・地域的・会社的な新たなコミュニティを生み出し、関係性を構築しながら相互自立していく社会。とにかく、結婚に対する意識では、男女とも所詮「金」(50頁〜)。結婚はするのかもしれない、と漠然と思いつつも、結婚するつもりは今のところない(56頁)。男性の年金制度の3号(専業主夫)は11万人(2013年実績、70頁)。

  • あきぽん さん

    著者は博報堂の独身生活研究者。私は今母と同居しているけれど、東京ダラレバ娘の年頃も過ぎ既に老後不安があるので読んでみた。相変わらず独身者を傷つける結婚教信者はいて(私の身近にもいる)、でも現実として独身者はバブル時代以降増え続けている。既婚者も含めて家族だけに依存しないのがこれからのライフスタイル、という本書の提案。政府は産めよ働けよ、というけれど、働く女性が増えれば結婚しない人が増えるのは当然。でもメディアはそれは言えない。無理に結婚するよりはと選んだ道だけど、やはり自己肯定観は低いのよね・・。

  • 魚京童! さん

    久々に面白かった。内田樹が結婚は保険である、みたいなことを言っていた。そんなもんだと思うんだけど、独りでは生きていけないのだ。承認と達成が必要だから。私は独りでは生きてけないだろうなー。怠け者だし、弱いから、そしてすぐ諦める。でも他人のためならやれる気がする。好きなことがないのだ。だから他人の夢を叶えるってすごい素敵な仕事だと思う。休みもないし、余裕もないし、経験もないし、することないし、ないことだらけだけど、独りで生きるって無理だと思う。こんな大きな方針転換初めてだ。人間は弱いし、すぐ潰れる。儚いものだ

  • リキヨシオ さん

    「人口の半分が独身」これが約20年後の日本の姿だという。離婚や未婚化・非婚化の増加が原因とされる。しかし約95%が結婚した戦後からの「皆婚社会」の方が異常なだけで日本の「ソロ社会化」の到来は仕方のない事だという。日本人の結婚規範は高い一方で「結婚しない・できない人」や「協調性や共感性のない人」を許さない風潮「ソロハラ」は増加している。未婚・晩婚・離婚・死別…誰もがソロになり得るソロ社会になるのであれば、この問題を正しく理解して受け入れる必要があるかも。ソロで生きると言っても人との繋がりはとても重要。

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荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター。広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者として、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・Webメディアなどに多数出演。韓

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