ドキュメント発達障害と少年犯罪 イースト新書

草薙厚子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781650296
ISBN 10 : 4781650295
フォーマット
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
303p;18

内容詳細

なぜ、発達障害は顕在化しないのか。少年事件は「二次障害」によって起こる。発達障害者と健常者の「脳」の違い。なぜ、彼らは「空気が読めない」のか。「キレやすい子ども」が増えた理由。「発達障害者支援法」は機能しているのか。元東京少年鑑別所法務教官が徹底追跡でつかんだ「具体的方策」。

目次 : 第1章 発達障害とは何か?/ 第2章 佐世保小六女児同級生殺害事件/ 第3章 静岡タリウム少女母親毒殺未遂事件/ 第4章 奈良エリート少年自宅放火殺人事件/ 第5章 発達障害と「脳」の関係/ 第6章 親たちに何ができるか?/ 第7章 学校に何ができるか?/ 第8章 司法に何ができるか?

【著者紹介】
草薙厚子 : 元法務省東京少年鑑別所法務教官。明治学院大学社会学部卒。地方局アナウンサーを経て、通信社ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門でアンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務める。その後、フリーランスとして独立。現在は、ジャーナリスト、ノンフィクション作家として執筆するほか、講演活動やテレビ番組のコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まあちゃん さん

    知能に異常が無くてもコミュニケーション能力に問題がある子供達。ある男の子はミスを細かく添削する先生が担当になり、登校が難しくなった。自分も恐らくADDか広汎性発達障害か何かだと思われ、仕事上みんながなんとも思わないところでひどく追い詰められる時があり、その解決に苦労する。でも自分は職場に自分の障害の可能性は知らせていない。人事で不利になるのが嫌だから。得て不得手は誰にでもあるし、各人にあったサポートを受けて、ストレスの少ない環境が社会の中に増えればいいのにと思う。

  • あーちゃん♪ さん

    100ページまで読んだ。重すぎて、周りに思い当たる事例がありすぎて、気分が悪くなるし、夢見も最悪になったので、ここまでが限界。いつか残りも読みたい気持ちがある。「育て直し」が必要でも実際には介入範囲や予算、その他の問題で現実的には不可能な件もたくさんある。結局は事件をおこすまで対応できないのが現状。だからこそ小さな事件を挙げておく事が大事なのか、、、。

  • 梨愛 さん

    図書館で予約してたのがタイミングよく廻ってきたので『隣の少年少女A』と間を空けずに読んだら内容のほとんどが似たような内容だった。発達障害=犯罪予備軍ではないのは身近に発達障害の人がいるので充分に理解できるけど、犯罪を犯してしまった場合には減刑するのではなく、刑を受けた上でなおかつ治療(というかフォロー)していった方がいいと思った。発達障害以外の事でも国民性とか含め育った環境は違うし、個性は十人十色なわけだし、お互いに理解し合える社会になっていかなきゃいけないんだと思う。

  • sakichi さん

    書いてあることはわかるのだが、実際同僚とかにいた場合、どうしたらいいのかはわからない。でも、知ること、知ろうとすることは大切だと思う。

  • 鏡華月 さん

    実際に起きた事件からその少年・少女がどのようにして犯罪をするまでに至った経緯が書いてあった。そこから、その人のいた環境が適応しなかったことから犯罪を犯すケースが多かったため、もっと発達障害に関心を持って知識を蓄えていくことから始めていこうと思う。

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草薙厚子

ジャーナリスト・ノンフィクション作家。元法務省東京少年鑑別所法務教官。日本発達障害支援システム学会員。日本文藝家協会会員。地方局アナウンサーを経て、通信社ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門でアンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務める。その後、児童相談所などの福祉職に就く。社会問題、事

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