幸せを売る男

草場一壽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763132208
ISBN 10 : 4763132202
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
27p;24

内容詳細

ある日、幸せを売る男たちがトモの村にやってきました。ひとりの男が言いました。「ああ、なんという貧しさだ。ここにはなにひとつない。これでは人間らしい生活はできまい。幸せになるための知恵を売ってやろう」村の人たちは男の言う意味が、よくわかりませんでした…。シリーズ30万部突破の絵本『いのちのまつり』のコンビがお贈りする、小学校高学年の子どもたちに感じてほしい生き方のヒント。

【著者紹介】
草場一壽作 : 陶彩画家。1960年佐賀県佐賀市に生まれる。1983年日本大学芸術学部演劇学科中退。1987年焼き物の里・有田に入り、陶彩画の研究を始める。1990年今心工房を開き、全国各地で展覧会を開催。2004年絵本『いのちのまつり〜ヌチヌグスージ〜』刊行。2009年「いのちのまつり」プロジェクト始動、全国各地で講演会を実施

平安座資尚 : グラフィックデザイナー。1948年沖縄県那覇市に生まれる。1972年日本大学芸術学部美術学科卒業。1973年第25回沖展沖展賞受賞(デザイン部門)。1994年沖縄郵政管理事務所平成7年用年賀はがき最優秀賞受賞。2002年ダイキンオーキッド女子プロゴルフトーナメントポスター優秀賞受賞。2003年沖縄全島エイサーまつりポスター最優秀賞受賞。2008年第2回ふくふく童話大賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぱんにゃー さん

    何かに気がつく時って痛みを伴うものですよね。村人は…(ネタバレにつき省略)。私の勝手な想像で続編を考えました。 その1:街から来た男も、事業が破綻していろいろあって幸せに気づきました。 その2:地球も、環境破壊していろいろあって思いやりのある人間が増えましたとさ♪(コ)

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    トモの村にやってきた幸せを売る男。便利なものを次々と与え、一見幸せを手に入れたかのように思えますが、幸せはお金では買えない。経済(ももちろん大切だけれど)中心の世の中への警告。昔の暮らしが全て良いとはいえませんが、心に潤いをなくすことは幸せとはいえません。

  • ははは さん

    幸せって人から与えられる物ではないですものね。自分が感じるものですね。大人も子どもも一緒に考えるきっかけになる絵本ですね。

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《書店》都会暮らしが、幸せなのかな?田舎暮らしが、幸せなのかな?幸せを売る男が、幸せをくれるとは、私には、思えませんでした。

  • みー さん

    図書館にはなくて他館より。先日ニュースで、どこかの国の少数移動民族がどんどん国によって、住まいが開拓され・・奪われ窮地にあると言うのを読んだ。この絵本と、この少数部族の姿がダブって見えた。幸せの価値観は、他人には計れない。幸せの押し売りは迷惑でしかないし、「幸せ」という言葉の隠れ蓑を使った悪意にしかならない。この絵本は上手いこと言い含められて、大きな代償を経て、失ったモノの大きさに気付きますが、先の部族のように、意思とは関係なく大きな国と言う渦に飲み込まれ、失わざるを得ない現実がある事もまた事実・・。

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