「イヤな気持ち」を消す技術

苫米地英人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894515369
ISBN 10 : 4894515369
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

私たちの記憶は、過去の出来事を正確に再現するものではない。実は、イヤな記憶に囚われている人は、わざわざ自分が強く苦しむように、記憶を書き換えている。自分を苦しめるイヤな気持ちを消す、とても簡単なこと。

目次 : 序章 満たされない心、傷ついた心とは何か。/ 第1章 なぜイヤな記憶ばかりが甦るのか。/ 第2章 記憶とは何か。それとどうつき合っていくか。/ 第3章 あなたの自我があなたを不幸にする。/ 第4章 悲惨な体験をトラウマにしない。/ 第5章 うつ病は一瞬で治る!?/ 第6章 イヤな気持ちから自分を解放するために。

【著者紹介】
苫米地英人 : 1959年、東京生まれ。認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術協会代表理事。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。2年間の勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピューター科学の分野で世界最高峰と呼ばれるカーネギーメロン大学大学院哲学科計算言語学研究科に転入。全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 徒花 さん

    おもしろい。単純にイヤな気持ち(後悔、不安など)を消す技術を淡々とつづっているわけではなく、そもそも人間のネガティブな感情(および記憶)がどのようなメカニズムで生じ、人間がそのようなネガティブな感情をどうしていつまでも引きずるのかという部分が丁寧に説明されている。また、時間が未来から過去へと流れているという時間観や、PTSDやうつ病に関する考えも(幾分刺激的過ぎるきらいはあるが)おもしろかった。ただもう少し、知識の部分とテクニックの部分が書き分けられていたら読みやすかったかな。

  • saga さん

    仕事でイヤな気持ちを感じることは、多くの社会人が経験するはず。御多分に洩れず自分もそうであるからこそ本書を購入したわけだが……脳機能の面から解説された前半部は、理論として納得できた。後半の実践のための記述は具体化過ぎて、部分的に受け入れ難いところがあった。「主体的な人生の選択をくり返していけば、さらによりよいベストの未来がやってきて、時間とともに、現在になります。」

  • ユーユーテイン さん

    技術を簡潔に説明するなら、感情を理性で抑えることだと私は読んだ。著者は脳の機能からそのことを説明している。「イヤな気持ち」を感じている時は、本能の働きを司る大脳辺縁系が優位な状態だ。そんな時は理性を司る前頭前野を働かせることで、大脳辺縁系を抑えることができる。前頭前野を働かせるとは、「現在の辛い状態は未来の幸せへの1過程だ」と考え、未来に希望を持つことである。この技術は、日常の不快感から、うつ病、中年危機、心的外傷にまで対応できると著者は言い切る。一歩も引かない姿勢に、人間の可能性への信頼と信念を感じた。

  • 出世八五郎 さん

    P34要約・・・嫌な記憶は海馬と扁桃体が増幅する連係プレーを繰り返す結果、それが前頭前野に認識のパターンを作る。これは側頭野に治められたイヤな記憶ではなく、海馬、扁桃体、前頭前野に作られた認識のパターン。・・・P45要約・・・情報的な痛みとは、予期に対する失敗です。現代の人間がとる選択と行動は、すべて予測に基づいています。・・・その予測が裏切られ、反対のことが起こると、私たちはその出来事を強く記憶します。・・・失敗とは予期に対する反対である。

  • NICKNAME さん

    かなり前に読んだことを思い出した。いずれ再読しようと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

苫米地英人

1959年、東京都生まれ。認知科学者、計算機科学者、カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長。マサチューセッツ大学コミュニケーション学部を経て上智大学外国語学部卒

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品