地図の進化論 地理空間情報と人間の未来

若林芳樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422400372
ISBN 10 : 4422400371
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;19

内容詳細

岩絵からグーグルマップまで、変化し続ける地図は、「ここはどこ?」の問いにどう答えていくのか。

目次 : いまどこ・いまここ・ここはどこ/ 第1部 地図の今昔(地図の起源を訪ねて/ 地図の万華鏡/ 地図の読み書き)/ 第2部 地図を通して知る世界(「地図が読めない女」の真相/ 頭の中にも地図がある/ 空間的思考と地図)/ 第3部 地理空間情報と人間(デジタル化が変えた地図作り/ それでも世界の中心は私/ デジタル地図の未来予想図)/ 進化する地図と人間の未来

【著者紹介】
若林芳樹 : 1959年佐賀県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(博士“理学”)。現在、首都大学東京大学院都市環境科学研究科教授。専攻は、行動地理学、都市地理学、地理情報科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 月をみるもの さん

    地図=主体の空間の認知方式=世界観そのものである、、ということがよくわかる。

  • クロモジ さん

    「現代の地図作りは2度目の黄金時代である。」デジタル地図は本当に便利。でも、紙地図も好き。地図をめぐる新しい話題はワクワクする。2019年7月国際地図学会が日本で開催されるらしい。期待したい。

  • jackbdc さん

    ”地図が読めない女性”の章から地図概念に男性的⇔女性的の二面で整理できることを知る。前者は定量的なユークリッド空間の特性を用い、後者は定性的な位相空間の特性を用いるという。前者を現代的道案内ツール、後者を旧き良きアート的世界観の表出ツール(まさに古き良き地図)と読み替えることが出来るように思った。前者の機能がデジタルの力で進歩して社会は恩恵を受けている。地図の進化という文脈でデジタル技術に光をあてる意義は理解できるが、同時に人間しかできない後者の定性的価値にこそ注目していく必要があるんだろうと感じた。

  • veryhot さん

    ブラタモリの巧みな設計の話はなかなか面白いし、知っておかなければならない知識が散りばめられている。特に「罪深いウソ」が含まれた地図を見抜くセンスは誰もが身につける必要があると思う。しかし全体的に堅すぎる印象。この本を万人に勧められるかというと、ちょっとなあ……という感じだ。

  • Kentaro さん

    ダイジェスト版からの感想 2015年のノーベル医学・生理学賞は、頭の中の地図が脳内に実在することを生理学的に証明した研究者に授与された。 地図を読み取って様々な問題解決するためには、与えられた情報を批判的に読み解いた上で高度な判断を求められる。地図は、自在に縮尺を変えたり、ピンポイント検索のできる便利なデジタル地図よりもずっと不自由な紙の地図の方が、想像力を膨らませ楽しい思いができるのではないか。そうした想像力が抽象思考や空間的思考力につながる。時折意識して、紙の地図を眺める習慣をつけてみてはどうだろう。

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