数学的思考法 説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書

芳沢光雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061497863
ISBN 10 : 4061497863
フォーマット
出版社
発行年月
2005年04月
日本
追加情報
:
18cm,195p

内容詳細

「考える力」「論理的説明力」はどうすれば身につくのか。算数・数学を「論述」にどう活かすか。学力低下問題から統計数学の基本まで、思考力・論述力を上げる「試行錯誤のすすめ」。

【著者紹介】
芳沢光雄 : 1953年東京生まれ。学習院大学理学部数学科卒業。慶応義塾大学商学部助教授、城西大学理学部教授等を経て、東京理科大学理学部教授(大学院理学研究科教授)、専門は数学・数学教育。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なかしー さん

    学生時代から数学は苦手で避け続けてきた。 今の自分にはこの考え方が足りないのでは?違った物の見方が出来るかも?と言う期待から読んでみた。 数学的思考法とは? 物事を事実を基に俯瞰した視点で見ることに近い。 漏れなく考える、試行錯誤する、一つ一つ数えるなど私の1番苦手する考え方にぶち当たった。 あ〜、自分が数学が嫌になったのはココだったのだと実感。 本書ではこれの思考をするためのヒントが数々紹介されいるので参考にしたい。

  • ehirano1 さん

    再読。インドの数学教育に興味を持ちました。「数学ができる子供の特徴は空間的に図形を見ることがうまい」、というのを聞いたことがあります。インドの数学教育では3次元の空間図形に多くのページを割いて扱っている(p100)、とのことでインド人の数学の強さの根源になるほどと思いました。また、私の知合いのインド人は早朝学習が夜間学習に比べて効果的であることがインドでは証明されているから朝方人間が多いんだよ、とも言ってました。これが数学に関係があるかは疑問ですが、彼らはこんなことまで”証明”するということに驚きました。

  • ehirano1 さん

    「数学の証明問題を解くことで、つまり数学の論理性(≒考え方)を養うことで、さまざまな問題を考える時の助けになります」という著者の主張には全く同感ですが、背理法の箇所でふと気づいたことは、伏線てんこ盛りの推理小説やサスペンス小説を読みまくって論理的に謎解きする、というやり方もあるのではないでしょうかと思いました。

  • けんとまん1007 さん

    なるほど。直観的なものも必要であるが、その裏付けが、大切だ。きちんと論理思考回路で繋げること。それが、ストーリーになり深みを増すし、分かりやすさ、共感につながる。

  • SOHSA さん

    《購入本》現代日本の数学教育の在り方に対する批判・警鐘が論旨の中心となっており、タイトルの『数学的思考法 説明力を鍛えるヒント』と内容が少々符合していない。日本の数学教育の問題点は理解できたが少なくとも本書を読んで数学への興味が深まることはなく、少し残念でもある。ひとつひとつの項目について更に一歩二歩突っ込んでの解説があればよかったのではないだろうか。学校教育で数学嫌いになった多くの読者の意識を変えるためには、数学の有用性よりも、学問としての面白さを伝えることこそが肝要だと思うのだが。

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人物・団体紹介

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芳沢光雄

1953年東京都生まれ。東京理科大学理学部教授、桜美林大学リベラルアーツ学群教授などを歴任し、現在は桜美林大学名誉教授。理学博士。国家公務員採用1種試験専門委員(判断・数的推理分野)、日本数学会評議員、日本数学教育学会理事を歴任。著書に『新体系・大学数学入門の教科書』『新体系・高校数学の教科書』『新

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