刑務所の前 第1集 BIG COMICS SPECIAL

花輪和一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091867414
ISBN 10 : 4091867413
フォーマット
出版社
発行年月
2002年11月
日本
追加情報
:
21cm,206p

商品説明

懲役三年。執行猶予なし。そして著者は、刑務所へ入った。修復されるコルトガバメント、幸せを追い求める鉄砲鍛冶の娘、ふたつの世界が平行し、やがて真実へ……。超異色のセミ・ドキュメント!!

「懲役三年。執行猶予なし」という判決を受け、刑務所に服役していた著者。そこに至るまでに、一体何があったのか。すべては、著者がボロボロのコルトガバメントを手にしたことから始まった。著者が実銃を修復していく一方で、なぜか鉄砲鍛冶の娘の物語も進んでいく……

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アイアイ さん

    ガンマニアック過ぎる内容。錆びたラミントンランド社の銃を地道に復元する花輪氏と、戦国時代?の山奥で宗教的にアレな修行をする人々を描いた話が交差する。色々ぶっとんでる。▽図書館

  • bishop8856 さん

    『刑務所の中』の続編(?)ということで購入。鍛冶屋の娘と行者の話と、著者の実銃修復の話が混在したまま進む。1巻だけだとワケがわからんが面白そうなので、2巻、3巻も注文したw

  • 5〇5 さん

    ガンマニアであり、銃刀法違反で服役した著者。本作は、@逮捕前にボロボロの実銃の修復をする話 A服役していた刑務所の様子の話 B時代モノで、鉄砲鍛冶職人で自己嫌悪癖のある父を持つ少女と実家に背き祈祷を続ける娘の話 の3つが並行して進んでいく。実話らしき@とAはともかく、Bがどう絡んでいくのか、非常に興味をそそられる。何やら拭いきれない因縁を引きずった作品にも思えてくる。😐

  • allite510@Lamb & Wool さん

    「刑務所の中」も大傑作でしたが、こちらも濃厚。いろんな話やミニコーナーが一見脈絡なく切り替わるが、不思議に違和感が無い。違和感感じて当然な内容なのだけど。そういえば昔、「ザッピング感覚」なんて言葉があったなあ。淡々とした描写が逆に、マニア的快楽の濃厚さをうかがわせる。ヤバいだけに楽しいのだろうなあ。

  • 不以 さん

    ボロボロの実銃をなんとか綺麗にしようとするマニア話と、神仏を拝みながらどうにもならない苦しみにのた打ち回る時代劇、この二つが思い返すように入れ替わり立ち代り、時には刑務所体験談がふと挿入され、自分は何を読んでるんだろうという気分に。どちらの話も執念が感じられて良いし、刑務所の話も興味深かったけれど。

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