恋って、どんな味がするの? 読書がたのしくなるニッポンの文学

芥川龍之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774313412
ISBN 10 : 4774313416
フォーマット
出版社
発行年月
2007年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,147p

内容詳細

うんと昔に書かれたものだけれど、今読んでも魂が震える。そんな作品がニッポンの文学。古くて新しいニッポンの文学の中から、人を悩ませ、人を成長させる感情、「恋」の持つ様々な面を描いた作品を厳選。

【著者紹介】
新美南吉 : 1913‐1943

太宰治 : 1909‐1948

芥川龍之介 : 1892‐1927

鈴木三重吉 : 1882‐1936。中学時代より成績優秀で、文芸雑誌などに投稿していたといいます。大学では夏目漱石の講義に感銘を受け、のちにその門下に入ります。在学中に神経衰弱となり、一年間、瀬戸内海の能美島で療養生活を送りました。この間、漱石と書簡でやりとりし、小説『千鳥』を書き上げます。のちに児童文学作家、編集者に転身。1918年、雑誌「赤い鳥」を創刊しました

伊藤左千夫 : 1864‐1913。小説『野菊の墓』の作者として知られていますが、明治時代に早くから歌人として活躍しました。正岡子規(歌人・俳人)の門下に入り、意欲的に活動『万葉集』を徹底的に学びました(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どぶねずみ さん

    恋をテーマにした7人の文豪たちの作品集。旧かなづかいでは読みにくいと警戒しがちな文学作品でも、小学生でも読めるよう編集されているので、読みやすい。恋する心というのは、悩ましい反面、心を豊かにもしてくれる。誰もが必ず一度は味わう感情であり、彼らの作品では今の時代以上に激しく心揺さぶられていたのではないかと思わせる作品ばかり。太宰治はわかるが、宮沢賢治までもが恋愛ものを書いたのは意外。こんな作品集だったら、また探してみたい。

  • はるま さん

    読友 ねずみさんのセレクト本 7人の著書の恋をテーマにした短編集 もちろん著者名とその代表作は有名なんだけど、本編の収録物語は僕は知りませんでした どの作品も素晴らしいです 特に意外な感じなのは、芥川龍之介の作品が自分の中の固定観念とはおよそ違う作風であったこと、太宰治の姉と妹ともども相手を想いやる内容に、宮沢賢治は作者唯一の「恋愛もの」ということで、銀河鉄道の夜を思い起こされる素敵な物語 恋って いいですね 年なんか関係ないね 人を好きになるって、心の幸せをもたらしてくれますよね いい恋をしたいです

  • 星野 さん

    十代向けの近代文学オムニバスシリーズ。すごく感じたのは、昔も今も、恋によって起こる微妙な感情の機微や苦い感覚は変わらないのだなぁ、ということ。太宰は既読ですがお気に入り。あとはなんとなく『花を埋める』『お時儀』が好きだった。

  • 杏 さん

    葉桜と魔笛が好きです。

  • waon さん

    「シグナルとシグナレス」目当てで。恋というテーマのもと、どの作品も繊細な心の機微の描写に感服。すごいなー

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人物・団体紹介

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芥川龍之介

1892年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。1916年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。1927年「ぼんやりした不安」から睡眠薬自

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