日本古代の交通・交流・情報 3 遺跡と技術

舘野和己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642017305
ISBN 10 : 4642017305
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;22

内容詳細

近年、全国各地で古代の道路・駅家・関・橋・津・烽火などの交通施設に関する遺構が見つかっている。考古学や歴史地理学の調査・研究成果の蓄積から、かつての古代交通のイメージが一新され景観の復原も試みられている。道路や駅家・橋などの交通施設と運搬・航海など交通に関わる技術を取り上げ、古代交通の様相を具体的に描き、その景観を考える。

目次 : 1 古代道路の姿(古墳時代の道路/ 宮都周辺の計画道路/ 都城道路/ 地方の官道―駅路・伝路/ 条里地割と道路)/ 2 交通施設(駅家/ 渡河施設/ 交通に関わる祭祀)/ 3 交通に関わる技術(運ぶ手段/ 船を操る技術/ 古代の地図/ 古代の道路と地名)

【著者紹介】
舘野和己 : 1950年東京都に生まれる。1974年京都大学文学部史学科卒業。1980年京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、奈良女子大学名誉教授

出田和久 : 1952年兵庫県に生まれる。1976年京都大学文学部史学科卒業。1979年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、奈良女子大学研究院人文科学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • tama さん

    ヤマトタケルの征西、東征におけるルート 「紀」、壬申の乱の記事に見える道路 大和川の水運と直線道路網 渡河施設 鉄素材供給システムの吸収合併(播磨、近江:伊吹山地、能城山地、比良山地) 秦氏

  • Takashi  さん

    道路を中心とした古墳時代〜古代における交通関連遺跡の発掘調査成果を要約。近年の調査研究が端的みまとめられており、重宝する。既存の道路網を念頭に設置した長岡京までの都城に対し、道路網から切り離された平安京、都市計画のありようが変化したと推定する近江さんの卓見が特に印象に残った。一方で、都城の橋の幅が道路幅に対して狭いことを、橋の実質的渡河機能の低さに結びつける佐藤氏の見解は、首肯できない。機能的に必要な道路幅よりもはるかに広い都城の道路幅、あるいは増水による橋の流出などを全く考慮していないためだ。

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