雨月物語 21世紀版少年少女古典文学館

興津要

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062827690
ISBN 10 : 4062827697
フォーマット
出版社
発行年月
2010年02月
日本
追加情報
:
20cm,277p

内容詳細

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、人の心の中の闇を、厳しく美しく描いた小説集「雨月物語」を収録。

【著者紹介】
佐藤さとる : 1928年、横須賀市に生まれる。平塚武二に師事し、同人誌「豆の木」に参加。1959年に『だれも知らない小さな国』をはじめて出版し、毎日出版文化賞、日本児童文学者協会新人賞、アンデルセン国内賞を受賞。以後、日本における代表的なファンタジー作家として、常に第一線の活動を続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    来月の坂出行きの際には白峯寺にも行っとこう。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    「菊花の約」「浅茅が宿」「夢応の鯉魚」「吉備津の釜」「仏法僧」「蛇性の婬」「白峯」「青頭巾」「貧富論」の九話が収録されてます。どれも大人になるまでに読む本の中に当たり前の知識として語られるようなお話ばかり。日本人にとっての怪異が納得出来たり、歴史上の有名人がこんな風に語られることが不思議に思ったり…中学生の頃初めて「雨月物語」を読んだ時の気持ちを思い出しました。佐藤さとる氏の現代語訳の文章も流麗で素敵です。小学校高学年(中学生でもいいかな)になったら、孫に是非読んで欲しい一冊です。

  • 純子 さん

    森絵都さんの『みかづき』を読んだとき、学び続ける大人っていいな、と思ったからかな。図書館で、この『少年少女古典文学館』が並んでいるところで立ち止まったのです。佐藤さとるさんの名前が懐かしく、コロボックルの作者が訳をされるのは意外なような納得のいくような。『雨月物語』はもっとおどろおどろしい物語かと思っていたけれど、ここにあげられているものはそうでもなかった。お金の精がお金についていろいろ語るところは、今のわたしたちが読んでもとても興味深いものだと思いました。

  • ゆずぽん さん

    原文の「雨月物語」を手に取り挫折したので、こちらで再挑戦。少年少女というだけあって(挑戦というのは的外れ(笑))、とても読みやすく(逐語訳ではないそうですが)内容もしっかり把握でき大満足でした。読み終えて、蛇の精(蛇性の淫)が安珍清姫に似ているなぁとググったところ、やはり織り込んで仕上げているとの見方もあり、面白い発見もできました。このシリーズなら古典も楽しく読めるので、ほかの作品も読んでみよう!

  • 森の三時 さん

    前から雨月物語の妖しげな世界に興味がありましたが、先月観賞した展覧会「佳人礼讃−うるわしの姿を描く−」で鏑木清方の絵を見てから更に読んでみたくなりました。原文は難しそうなので「21世紀版・少年少女古典文学館」シリーズの現代語訳を手に取りました。とても読みやすかったです。江戸時代の読者にとって怨霊は今よりもっと身近に感じていたことだろうが、現代人も受け継いでいるように思います。人の心の中にある光と闇、愛と憎しみ、執着と後悔が入り交じった物語なのに、醜いとは感じなかった。私はある種の美しさを感じていた。

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人物・団体紹介

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興津要

1924年生まれ。早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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