興津要

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源氏物語 上 21世紀版少年少女古典文学館

興津要

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784062827553
ISBN 10 : 4062827557
フォーマット
：
本
出版社
：
講談社
発行年月
：
2009年11月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
紫式部, 瀬戸内寂聴, 司馬遼太郎, 田辺聖子, 井上ひさし, 小林保治, 小林保治編 ,  
追加情報
:
２０ｃｍ,３２５ｐ

内容詳細

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、日本人が世界に誇る壮大な王朝文学「源氏物語」を収録。

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : １９２２年、徳島県に生まれる。少女時代から小説家を志し、東京女子大学に進む。１９６１年、『田村俊子』で田村俊子賞、１９６３年、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。１９７３年、岩手県平泉の中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。１９７４年、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。１９８７年より岩手県天台寺住職（現・名誉住職）。１９９２年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、１９９６年、『白道』で芸術選奨文部大臣賞、２００１年、『場所』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。また２００６年には国際ノニーノ賞受賞、文化勲章受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • Nyah さん

    読了日：2023/10/05

    瀬戸内寂聴さん訳。感想会に向け、夕顔のみ読了。絵が天野喜孝さんで美しい。夕顔しか読んでないが、目次で気づいた「六条院復元図」は、設計が大林組で精密、美しい。児童書なので、ざっくり読めて良い。‥夕顔の感想については別の本に記載します。

  • kagetrasama-aoi（葵・橘） さん

    読了日：2022/07/10

    天野喜孝さんの絵に先ず目を奪われてしまいます。少年少女向けにはちょっと幻想的過ぎる感じがしないでもありませんか…。瀬戸内寂聴さんの文章はとても読みやすく、登場人物の一人一人の心情がわかりやすく描かれています。系図、寝殿造りの図絵、色の解説、京都付近の地図、官位相当図、etc.充実していて楽しく読めました。続けて下巻へ。

  • mm さん

    読了日：2017/05/29

    谷崎源氏が脳内で猛威を振るっているので、クールダウンのために子ども向け源氏でおさらいを。内裏間取図・六条院間取図・官位一覧表・色地見本などが便利。和歌も分かりやすく訳して、後に元歌を載せてるので、和歌の読み取り能力難ありの私にとって、ハードルが下がってありがたい。これ読んで少年少女が源氏物語って面白いなぁ、と思うかどうかは疑問です。恋に憧れるかどうかも疑問ですが、恋と気苦労はセットになっているということは分かるかな？

  • ふくとみん さん

    読了日：2024/03/20

    冊数の多いのは諦めて少年少女古典文学館の源氏物語を読み始めた。複数の女性とつきあえるという現代とはかけ離れた物語。少年少女が読み続けられるのだろうか。

  • ゆみちぃ さん

    読了日：2020/08/09

    紫式部と、そのライバルであったと言われる清少納言では理想の女性像が違うと感じた。紫式部が書いた源氏物語は主人公が男性なのもあって、奥ゆかしく男性を立てる女性が理想的に描かれているように思う。一方清少納言が書いた枕草子では、教養があり身分の高い男性とも対等に話せる女性が理想的に描かれている。/瀬戸内寂聴さんの訳は分かりやすく、物語に入り込めた。人間関係が複雑過ぎて、冒頭の関係図は手放せなかった。

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興津要

１９２４年生まれ。早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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