徒然草・方丈記 21世紀版少年少女古典文学館

興津要

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062827607
ISBN 10 : 4062827603
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
20cm,285p

内容詳細

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、鎌倉時代に誕生した随筆文学の金字塔「徒然草」を収録。

【著者紹介】
嵐山光三郎 : 1942年、東京都に生まれる。少年のころから『徒然草』に興味をもち、仙人生活にあこがれた。國学院大学で隠者文学を専攻し、そのまま山にひきこもろうとしたが、出版社に就職。1980年に独立して作家となる。2006年に『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞・読売文学賞を受賞

三木卓 : 1935年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部卒業。詩集『東京午前三時』でH氏賞。詩集『わがキディ・ランド』で高見順賞、『鶸』で芥川賞、『ぽたぽた』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    「少年少女古典文学館」第十巻。『徒然草』は嵐山光三郎氏のユーモアたっぷりの現代語訳が楽しかったです。所々に『枕草子』に仄かに対抗心が描かれていて、それも読みどころでした。『方丈記』は心情や風景の描写が心に染む現代語訳でした。『枕草子』『徒然草』『方丈記』三作品の現代語訳、それぞれに味わい深かったです。孫と一緒にいつか読みたいです。

  • 花林糖 さん

    (図書館本)苦手な徒然草もこのシリーズでは読みやすく楽しめました。著者解釈の「かげの声」は余り好みではなかったのが残念。方丈記もとても読みやすく他の本も手に取ってみようと思いました。

  • サルビア さん

    斎藤 孝 の「本当の頭の良さって」という本の中で紹介されていた本でした。高校時代に習ったのに、当時は古文の言葉の響きが何となく難しく思えて敬遠していましたが、大人になって読むと含蓄のある文章のの数々が胸に染みてきました。もっと真面目に取り組んでいれば良かったと今になって思います。嵐山光三郎さんのユーモアある訳に笑いながら読んで楽しかったです。一転、三木卓さんの方丈記は背を正すような気分にさせられました。方丈記を書いた鴨長明の住んでいた庵跡をみたのでより身近に感じられました。

  • とよぽん さん

    10月に国語の研究授業で「徒然草」を取り上げるため、参考になることがあるかと・・・。隠者文学といっても、中学生にはピンとこないだろう。「『徒然草』のおもしろさを後輩に伝えよう」という課題にしたらどうかな?読解にとどまらない授業をしたい。

  • 春ドーナツ さん

    堀田善衛氏の「方丈記私記」を読む前に親本をさらっておこう。今回も「少年少女古典文学館」のお世話になる。「方丈」とは何か? 鴨さんがDIYで建てた小屋を指すらしい。そこで文章を書いたから「方丈記」。なるほどね。次は連想ゲーム。上書はソローの「ウォールデン 森の生活」を思い出した。途中で挫折したけれど。「徒然草」はモンテーニュの「エセー」が頭に浮かんだ。こちらも読破していない。読書とは(人生とは)所詮尻切れトンボなのかも知れない。「ああ無情」・・・じゃなくて「無常」。

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興津要

1924年生まれ。早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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