平家物語 下 21世紀版少年少女古典文学館

興津要

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062827621
ISBN 10 : 406282762X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,323p

内容詳細

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、琵琶法師たちが語り継いだ一大叙事詩「平家物語」を収録。

【著者紹介】
吉村昭 : 1927年、東京都に生まれる。1966年、『星への旅』で太宰治賞受賞。同年、長編『戦艦武蔵』を発表。1973年、菊池寛賞、1979年、吉川英治文学賞、1985年、毎日芸術賞をそれぞれ受賞。『破獄』で読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞受賞。1987年、日本芸術院賞。2006年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がらくたどん さん

    上巻に続き、平頼盛推理抄のための補読。西国に下ったとはいえ当初はまだ応戦の余力もあった平氏だが、東国武士団に押されていく。そして京は木曽の率いる源氏軍の掌中に。平家物語は木曽義仲に当りが強い。田舎侍とコッソリ嗤う所はホントにいけずである。で、我らが頼盛君も古参の重臣に憐れまれ敵の頼朝に領地・官位・財産まで面倒見てもらいと記述は「トホホ」度を増す。潔く討たれる同胞に「頼盛殿ではないので」とか言われる始末。これは頼盛で書きたくなりますね♪壇ノ浦で終わらず平家狩りから菩提を弔う建礼門院の死まできっちり描かれる。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    最後の章「平家断絶」は嫋々たる場面が続き、思わず涙する名場面です。上下巻通して読みどころが沢山ある『平家物語』、あとがきの吉村氏の文章から、『平家物語』には、俊寛の島流し、倶梨伽羅落とし、富士川の合戦、那須の与一の扇落とし、檀ノ浦の戦など、有名な物語がちりばめられている。いちおう知識として知っているこれらの物語を、『平家物語』を読むことによってくわしく知ることができるのは、読む者にとって益多いと思う。まさに!

  • たぬ さん

    ☆4 木曽義仲:頭が悪い 源義経:プライドが高い、そこそこ優しい 源頼朝:ソースが曖昧な噂を信じ込む、嫉妬深い 下巻で登場頻度が特に高かった3人にはこんな印象を受けました。特に頼朝。こんな性格に難ありだったとは。平家の子供たちが悲しい最期ばかりで胸が痛かったな。壇ノ浦から生還した建礼門院も…。また平家の子を召し出せば褒美がもらえるからとそれっぽい見た目の無関係な子が多く殺されたのもつらかった。

  • 訪問者 さん

    冒頭が有名で素晴らしいのだが、ラストもそれに劣らず素晴らしい名作。

  • 読書国の仮住まい さん

    木曾義仲は都に入るが田舎育ちゆえ、粗暴な振る舞いが目立つ。 後白河法皇の激に触れ、同じ源氏に追われる。 宇治川の先陣争いを経て、瀬田にて討ち死に。 一ノ谷に陣を構えた平家、義経は鵯越えの逆落としにより背後を突く。 知られた熊谷次郎直実のエピソードを挟み、屋島の戦いへ。 有名な那須与一の扇撃ち落としを挟み、いよいよ壇ノ浦。 主だった平家一門は討ち死にか入水を果たし、死に損なった宗盛父子は処刑される。 安徳天皇の母建礼門院の往生を持って完。 義経、扇を射抜いたことを讃える舞を披露した平家武者を射殺したのか…。

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興津要

1924年生まれ。早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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