「中東」の世界史 西洋の衝撃から紛争・テロの時代まで

臼杵陽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861826818
ISBN 10 : 4861826810
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
臼杵陽 ,  
追加情報
:
317p;19

内容詳細

中東戦争、パレスチナ問題、イラン革命、湾岸戦争、「9.11」、イラク戦争、「アラブの春」、シリア内戦、クルド人問題、「イスラーム国」(IS)…。「中東」をめぐる数々の危機はなぜ起きたのか?中東地域研究の第一人者が近現代史を辿り直して、その歴史的過程を明らかにする。「中東」を単なる一地域としてではなく、アラブ諸国やトルコ、イラン、イスラエルから、ヨーロッパやアメリカ、ソ連/ロシア、さらには日本にいたるまで、内外の様々な勢力が交錯する場として示し、200年以上にわたる激動の歴史を大胆に解読する。中東情勢のみならず現代世界そのものの見方をも更新する、新たなる決定版通史。

目次 : 第1章 「中東」の歴史を考えるために/ 第2章 近代ヨーロッパとの遭遇/ 第3章 植民地化への抵抗運動/ 第4章 帝国主義とナショナリズム/ 第5章 第一次世界大戦とオスマン帝国の崩壊/ 第6章 両大戦間期の委任統治/ 第7章 第二次世界大戦後のアラブ冷戦/ 第8章 イスラーム復興と米ソ冷戦後の世界

【著者紹介】
臼杵陽 : 1956年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際関係論博士課程単位取得退学。在ヨルダン日本大使館専門調査員、佐賀大学助教授、エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所客員研究員、国立民族学博物館教授を経て、日本女子大学文学部史学科教授。京都大学博士(地域研究)。専攻は中東地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鯖 さん

    イスラムの宗教問題とアラブの民族問題が複雑に絡み合う中東の19世紀以降の歴史の概説書。柳田国男がパレスチナ問題に興味もってたとか末節ばっかり頭に残って、主要なところが頭にはいってくんない。アアアアア…。おらに分かるのはえげれすはクソだなってことだけだよおおおお。舌3枚全部ひっこぬくぞ。岩波ジュニア新書あたりを読んでから出直してきます。ジズヤとかサラディンとかを世界史でざっくりやったときはイスラム教すげえなあってなったのになとアフガニスタン方面をしみじみと。

  • ケニオミ さん

    中東の歴史についてあまり理解していなかったので手にしたのですが、あまりに複雑なため、十分に理解することができませんでした。ただ、イギリスを中心とした帝国主義諸国思惑のため、随分酷い目にあってきたことだけは伝わりました。日本がそのような目に合わなかったことの僥倖に感謝しました。

  • ピオリーヌ さん

    複雑怪奇な19世紀以降の中東地域について書かれた書。やはり列強諸国、特にイギリスの罪は重い。

  • てり さん

    ナポレオンのエジプト遠征以降、中東の近現代を扱った通史。丁寧にまとめられていてわかりやすい。どうしてもパレスチナに目が向くが、それ以外のアラブ国家も全く一枚岩などではなく複雑だ。民族・宗教・大国との関係にアラブ国家内での覇権争いみたいなものもある。まだまだ自分の不勉強さを感じる。

  • まー さん

    大筋は知識として理解していたが細部の解説は学者のウンチクを書いているようで一般人の知識とは乖離の幅がかなりあった様に感じました

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