空飛ぶ山岳救助隊 ヘリ・レスキューに命を懸けた男、篠原秋彦 ヤマケイ文庫

羽根田治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784635047319
ISBN 10 : 4635047318
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
15cm,302p

内容詳細

大好きな山で仕事ができる、ただそれだけの理由でヘリコプター会社に入った篠原秋彦は、山小屋への物資輸送のかたわら、空からの遭勤救助法の確立を目指す。ひとりでも多くの人の命を救いたい。そのために山を研究し、私生活を犠牲にして現場に飛び込んでゆく。そのすさまじいまでの救助の実態を、山岳遭勤ルポの第一人者、羽根田治が真実に迫る筆力で紹介する。

目次 : 第1章 五六豪雪/ 第2章 山に惹かれて/ 第3章 ヘリ・スキューの黎明/ 第4章 ワーカホリック/ 第5章 プライド/ 第6章 極限下のドラマ

【著者紹介】
羽根田治 : 1961年、埼玉県生まれ。フリーライター。山岳遭勤や登山技術の取材経験を重ね、山岳専門誌『山と溪谷』や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • goro@80.7 さん

    ヘリによるレスキューの黎明期。一人の男が果たした功績を初めて知りました。ヘリのパイロットや救助隊の活躍の本かと思ったら、これがまた営業の人だというのだから驚いた!誰も出来なかったことを始めても、ここまでの執念が無ければ確立できなかっただろうな。道を切り開いた人です。お山に行く限りは明日は我が身とやっぱり山岳保険には入ろうと強く思った次第であります。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年216冊め。山岳救助のパイオニアの話。最近山岳小説をポツポツ読みはじめて、ノンフィクションも読みたくなり読了。御嶽山のことが脳裏をよぎる。

  • onasu さん

    大好きなシリーズ、樋口明雄さんの「南アルプス山岳救助隊K-9」では、毎回救助ヘリのクルーたちが登場するが、リアルでは昭和50年頃から、こちらの篠原秋彦(故人)さんが、その草分け。  山に携わる仕事がしたくてヘリ運行会社に転職、山での仕事の一つとして山小屋への荷揚げを請け負い、怪我人の搬送もしていたところから山岳救助へと。準備から救助にも同行し、現場にも真っ先に降り立つ第一人者として信頼を得ていた。  今や当たり前になったヘリによる救助だが、警察や消防の公のものと民間のもののある経緯も分かりました。

  • neputa さん

    山の救助活動でヘリが活躍するのは当前のように思っていた。だかその歴史は浅く、しかも国内のヘリによる救助の発展においては民間企業で働く「篠原秋彦」という人物に依存するものであったという話に驚く。 整った空調と体への負担が少ない都会とは異なり、少しの油断で簡単に命を失う山の状況下で頭をフル回転し肉体を駆使して千人以上の命を救ってきた篠原氏の活動に敬服の念を抱く。 山の安全という大きな課題を一人の人間に依存することは問題だが、彼が残した実績や経験が広く活かされ一人でも多くの命が助かることを願ってやまない。

  • CTC さん

    11年ヤマケイ文庫、単行本は98年同社。[ドキュメント〜遭難]シリーズより前の作だ。これ以前の著作は登山実用書などであるから、本書は著者の新境地であったろう。 民間ヘリ輸送会社に所属しながら、山岳ヘリレスキューのパイオニアと云われる篠原秋彦氏を追ったドキュメンタリー。1700件もの救助の現場に出動して「ヘリコプターなくして成り立たない今日の山岳救助体制の礎を築いた」男の話なのだが…なるほどなぁ、こういう方々とちゃんと信頼関係築いちゃったら、例の良シリーズのような使命感で仕事できるわけか、と合点がいった。

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人物・団体紹介

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羽根田治

1961年、さいたま市出身。フリーライター。山岳遭難や登山技術に関する記事を山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続ける。2013年より長野県山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なう。日本山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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