夏目友人帳 15 花とゆめコミックス

緑川ゆき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784592193654
ISBN 10 : 4592193652
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

街で名取の紙人形を拾い、記された地を訪れた夏目。そこには元祓い屋の父親と暮らす少女がいた。夏目は名取と共に、彼女の屋敷で起こる不可解な出来事について調査することに。周囲には彷徨う気配があり…?夏目を引き取る前の藤原夫妻を描く特別編「塔子と滋」も収録!

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妖が見えなくなってしまって廃業した元祓い...

投稿日:2021/04/16 (金)

妖が見えなくなってしまって廃業した元祓い屋と仕えていた式との関係を何とかするために名取と協力する夏目。お互いがお互いを思っているのにそれを伝える術がなくなってこじれてしまう哀しさに涙腺を刺激されました。後半の塔子さんがお友達との旅行で1日だけ家を空けるエピソード。塔子さんと滋さんは本当に理想の夫婦だと思いました。

yukiringo さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • エンブレムT さん

    誰が悪いというわけじゃなくても分かり合えないってことは多々あるし、掛け違えてしまった気持ちは時が経つほどに修復するのが難しくなっていくということもまたよくあること。そう、本当によくあることなのだ。人と人ですらそうなのだから、人と妖ならばなおのこと。けれど、分かり合うために自分に出来ることを探し続けていれば道は拓けてくるのだろう。妖が見えなくなってしまった祓い屋の前に名取と夏目が並び、朱遠様と三ツ皿が出会い、塔子と滋の元に夏目が引き取られ・・・共に居たいと願い行動し見えてくる道に、胸が熱くなりました。

  • ヒロ@いつも心に太陽を! さん

    「きっと きっとまた役に立ってみせるから・・・」そのあとに続く、式の本当の気持ち。まさかそうくると思っていなかったから、夏目みたいにハッとさせられた。連載が始まった当初から少しもブレることなく、同じ方向に向かって、この巻も妖が人に害をなすだけの存在ではなく、人に寄り添ったり、優しかったり、存在がせつなかったりと描かれている。ここにきて名取に友人帳の存在が知られそうになってきた。彼は夏目の友人であるが、祓い屋でもある。果たしてその存在を知ったとき、名取は、夏目はどうするんだろう。

  • みちゃ さん

    泣いた・・・また夏目に泣かされた・・・・やさしい夏目と藤原夫妻。せつないけど、やさしさであふれてる漫画です。妖と人間の関係も、人と人とのつながりに似ていて、ジンときました。今回は、ニャンコ先生の出番は少ない感じを受けたけど、ところどころにいい味を出していたなあ!

  • 円舞曲 さん

    相変わらずの切ない優しさに胸がいっぱいになりました。「塔子と滋」のお話が素敵でした。10周年イヤーなんですね。ますます、楽しみ〜♪

  • 匠 さん

    元祓い屋の父とその娘の一件から、名取に友人帳の存在を知られそうになり・・。さぁどうなのだろう、彼が友人帳を知ったとしたらにどう思い、それをどう扱うか。夏目をこれ以上苦しませたくないと思う彼にとって、厄介なものには変わりないのだろうけれど、夏目君にとってはそれ以前に、祖母の大切な遺品でもあるわけで。今後の展開でそのあたりどうなっていくのか、すごく気になる。それはそうと、夏目君を引き取る前の藤原夫妻を描いていた特別篇に、しみじみ感動。彼らのような心優しく愛情溢れる夫妻と出会ってくれて本当に良かった。

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緑川ゆき

1998年、『珈琲ひらり』にてデビュー。 代表作に『あかく咲く声』『緋色の椅子』『夏目友人帳』など。

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