カルネアデス 1 天使警察エルと気弱な悪魔 MF文庫J

綾里けいし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046826398
ISBN 10 : 4046826398
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
rurudo ,  
追加情報
:
264p;15

内容詳細

とある満月の夜。気弱な悪魔・イヴはお腹を満たすために、人間の恐怖心を得ようとしていた。そこに天使警察のエリート・エルが現れる。捕まっても脱獄を繰り返す、イヴを捕らえるべく派遣されたのだ。しかし今回も、イヴは逃げおおせ、エルは必死に追いかける。そこで事態は予想外の方向へ―異形の怪物に襲撃されて、ふたりは協力して逃走することに。襲撃を発端とする一連の怪事件を解決するために、ふたりは上司命令でバディを組まされる。互いに嫌がるエルとイヴだったが、孤独な天使と悪魔は捜査を通して絆と信頼を深めていく。やがて事件は他の種族を巻きこんでいき…。世界の真実を探る、少女たちの戦いが始まる。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    お腹を満たすために、人間の恐怖心を得ようとしていた気弱な悪魔イヴ。捕まっても脱獄を繰り返すイヴを捕らえるべく派遣された天使警察のエリート・エルが運命の出会いを果たすファンタジー。追い詰めるエルと逃げるイヴが、襲撃を発端とする一連の怪事件を解決するため上司命令でバディを組まされる展開で、生真面目で天使の中でも孤立しがちなエルと、懐に入り込むのが上手いイヴの変化する関係性がなかなか良かったですけど、この世界を形作る構図を巡って各種族の思惑が垣間見える中で、かけがえのない絆を見せてくれた二人の今後が楽しみです。

  • オセロ さん

    天使と悪魔、警察と犯罪者、自信家と気弱。そんな正反対ともいえるエリートのエルと逃げ羽のイヴが異形の怪物に襲撃されて。このことを発端とする一連の怪事件を解決する為にバディを組むことになるファンタジー。 渋々バディを組むことになったものの、互いの境遇から信頼を深め合っていき、協力して怪事件の真相に迫っていく展開は謎が謎を呼ぶものでなかなか読み応えがありましたし、そうして築き上げられた2人の関係は実に尊いものでした。 まだまだプロローグといった感じですが、今後の展開がとても楽しみな新シリーズですね。

  • シノミヤユウ さん

    大胆不敵な天使警察×気弱な悪魔。二人の少女が凄惨な事件に、そして世界の真実に挑む。 二人の信頼関係がアツい!孤独だった二人が、共闘と共同生活で心を通わせていく温かさよ。育んだ絆と信頼で掴んだ結末に、胸が熱くなりました。そして、主人公バディ含め、登場人物達の行動理念に一本筋が通っているのが気持ちいい。特に、主人公の天使警察エリート・エルの、突きつけられる現実に惑いながらも、己の信じた道を貫く生き方に心を揺さぶられました。 強い信頼で結ばれてゆくバディが世界の闇を切り拓く、その力強さに魅了される作品です。

  • 真白優樹 さん

    五つの種族が存在し、天使と悪魔が対立する世界で、気弱な悪魔の少女と天使警察のエリートの少女が出会い始まる物語。―――掛け替えのない友の為、その命も対価に懸けろ。 最初は歪、しかし事件の捜査をする中でかけがえのない絆を紡いでいく物語であり、凄惨な死がある世界の中で、バディの絆が光っている物語である。始まったばかりの凸凹バディ。彼女達の目の前に広がっているのは、世界の謎。だけど彼女達はまだ知らぬ。自分達が誰かの掌の上で踊らされていて、世界の裏で暗躍しようとしている者達がいることを。 次巻も勿論楽しみである。

  • 碧海いお さん

    作者が綾里さんということで読んでみたんですが、暗い物語ばかりを書かれている印象が強かったんですが、こういった作品も書けるんですね。 フィクション要素が強いバディものの作品でした。フィクション要素が多くてライトノベルらしい。2巻も発売するようなので続きを読んでみたいと思います。

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人物・団体紹介

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綾里けいし

2009年『B.A.D―繭墨あざかと小田桐勤の怪奇事件簿』(刊行時『B.A.D.1繭墨は今日もチョコレートを食べる』に改題)で第11回エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞を受賞し、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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