衛星を使い、私に 光文社文庫

結城充考

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334766191
ISBN 10 : 4334766196
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
345p;16

内容詳細

パーキング・エリアで、人の指先が発見された。事故?それとも…。自動車警邏隊の女性警官クロハは、ネット上に手がかりを残して消えた一人の男の存在に気づく(表題作)。夜の幹線道路で起きた凄惨な衝突事故。運転手はともに死亡していた。現場の痕跡からクロハが見抜く衝撃的な真実とは?(『雨が降る頃』)。『プラ・バロック』以前のクロハの活躍を描くシリーズの原点。

【著者紹介】
結城充考 : 1970年香川県生まれ。2004年『奇蹟の表現』で第11回電撃小説大賞銀賞を受賞。’08年には、『プラ・バロック』で第12回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • タックン さん

    イルマシリーズ読んだ後クロハシリーズの本作再読。1編を除いて5編は何らかの関連がある連作系の短編集。自動車警ら時代のクロハを描いている。自動車警らに属してながら交通事故から殺人事件・薬物事件と首を突っ込み引っ張られて忙しいですなあ。上司のスギさんが父親目線で心配するのも頷けるな。だけどイルマの冷たいまでの冷静な判断力・推理力には頭が下がる。最後の黒幕との対決はあれでよかったの?でもあの辺が落としどころか?終始無機質な感じの描写が逆に心地いいし癖になるからまたクロハシリーズの新作を望む。あっイルマ出てた。

  • 眠る山猫屋 さん

    短編というより、連作。この構成は素晴らしい。別々の事件が少しづつリンクして流れを描き出す。まだまだ青い(本編でも青いが)クロハが、アイの誕生、交通事故、麻薬売買に関わりながら、少しづつ己の未熟さを噛み締めていく。ホントに青臭くていい(笑)  各々の物語の余韻ある終わり方も印象的だった。

  • うさっち さん

    シリーズ第3弾の連作短編集。実は2作目と一緒に図書館予約したところ、こちらが先に届いてしまいました…。読んでみると機捜に配属する前の「クロハ」が「黒葉」だった時代の話で、前作とはつながりなさそうだったので安心。上司だったスギさん、互いに信頼しあえる二人の関係が魅力的でした。

  • kei@名古屋 さん

    このタイトル意外に好きです。クロハのシリーズの刑事になる前の話です。短編集なのですが、一貫して交通警邏のクロハとして、一つの何かと戦う物語です。この作品、近未来の気がするけど、懐かしさを感じるのは不思議な作品です。このシリーズまだまだ未完成ながらもっとみんなに読んで欲しいなぁ。

  • あっこ さん

    面白かった。警察の人間も捕まえられる側の人間もどちらとも影の感情というかきれいごとでは割り切れない気持ちがよく描かれて、リアリティがあった。今後のクロハの活躍に期待大です。

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