アンビエント・ドライヴァー ちくま文庫

細野晴臣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480433428
ISBN 10 : 4480433422
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMO…。日本のポップ・シーンで著者はさまざまな花を咲かせた。アンビエントの海を漂い、ふたたび陸に上がり、なおも進化しつづける自己省察。著者の、自然観、人生観、音楽観などの伝わるエッセイ集。

【著者紹介】
細野晴臣 : 1947年東京生まれ。音楽家。69年“エイプリル・フール”でプロデビュー。70年“はっぴいえんど”結成。73年ソロ活動を開始。同時に“ティン・パン・アレー”としても活動。78年、坂本龍一、高橋幸宏とともに“イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)”を結成。YMO散開後は、ワールド・ミュージック、アンビエント・ミュージックを探求。近年は、作曲やプロデュース、ライブ活動など多岐にわたり活動。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ねこさん さん

    音楽に疲れ、静けさを味わうために南の島へ。他者承認を願い、人以上の何かを尊ぶ。神秘主義と言えば聞こえはいい。円盤、曼荼羅、ネイティブ・アメリカン、それらを礼讃することで肥大化した自己を相対的に矮小化し、畢竟その自己を肯定するという消費。仮に言語化し得ない世界があるにせよ、ただ自分の経験していない世界で、生物と無生物の営みがあることと変わらないはずなのに。特別でない自己への省察ができない人、周囲でへつらう人たちの姿が浮かぶ。テイ・トウワが、筆者に嫌われていないかを気にしてばかりいる後書きが、何とも見苦しい。

  • しゅん さん

    以前から細野晴臣(と彼を崇拝してる人)に対する違和感を持っていたのだけど、その正体がわかってきた。彼の美意識や危機意識は、それを裏付ける具体的な体験が紋切り型にしか表現されないからいたずらに抽象的で、ことわざのような便利な流通性しか持たない。聞こえはいいけど「おじさんの雑感」以上のことは何も言ってなくて、あまり関心しない文章だと思う。スピリチュアリズムに細野が惹かれるのもそのぼんやりした抽象性と関連しているのではないか。坂本龍一が「ビーチボーイズ聞いたことないからオススメ教えて」と連絡してくる話は好き。

  • 阿部義彦 さん

    細野さんが自分と同じくらいの歳頃に考えたり感じたりした事が書かれています。ラブ&ピース&トランスの事や当時はまっていたアンビエント・ミュージックの事など興味深いです。私はある意味細野さんは日本のブライアン・イーノと思っております。日本でのアンビエントレコードの第一号が細野さんのアルバム「フィルハーモニー」ではないかと。偶然かこの本読みながらブライアン・イーノの「ミュージックフォーエアポート」も買いました。歌詞のない自らは主張しない音楽。俺様ロックや頑張ろう応援青春歌(笑)の対極にある音達。楽しめました。

  • ばんだねいっぺい さん

    「曲が一曲生まれれば、ミューズは、喜ぶ。僕は、基本的にミューズが喜べばいい、と思っている。あとのことは、さほど重要じゃないかもしれない。」この一節がお気に入り。

  • geromichi さん

    細野さんの文章は簡潔で読みやすく、いつも面白い。

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これほど日本の音楽シーンに燦然と輝きながら、妙に地味な立ち位置に落ちついている人もいないのではないだろうか?現在はSketch Showとして、さらにDaisy Worldの主宰者として活躍する日本が世界に誇る才能・細野晴臣。AORから、環境音楽、フォーク、テクノ、エレクトロと自在に音楽を操りながら、その実非常に人間味に溢れた音楽を奏で続ける男...

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