くノ一、百華 時代小説アンソロジー 集英社文庫

細谷正充

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087451368
ISBN 10 : 4087451364
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
追加情報
:
294p;16

内容詳細

「女」という漢字を分解すると、“く”“ノ”“一”―女忍者の通称である。そのくノ一を主人公にした、傑作六篇を収録。真田方の忍者と徳川方の女忍の因縁のドラマ。愛する新妻が隠密だと知った夫の苦悩。男たちの間を流転する忍びの悲哀…。戦国乱世の裏で、江戸時代の泰平の底で、くノ一たちが濃艶に、きらびやかに乱舞する。本邦初のくノ一アンソロジー、ここに見参!オリジナル文庫。

【著者紹介】
細谷正充 : 1963年埼玉県生まれ。時代小説とミステリを中心に、文芸評論家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • むつこ さん

    風野真知雄の「妻は、くノ一」の原案となる作品が読みたくて手に取った。どの作品もオンナを武器に、なぜ、ここでエロシーンが必要なのだろうと思いながらも、くノ一たちの冷静さに、ココロと身体は別物で凛としたカッコよさを感じた。

  • bieo さん

    白土三平の画を思い浮かべながら読了。いずれも哀愁の漂う女忍者の話し6編。下記3つはなんとも言えない余韻が残った。 帰蝶:やるせない切なさ 怪奇、百狼譚:憐れ、悲哀の漂う切なさ 妻は、くノ一:ぴゅあで苦い切なさ有名な山田風太郎さんの文章は自分には読みづらかったなぁ…。

  • ひさか さん

    2013年11月刊。6編のアンソロジー。風野さん、山田さん以外は初読。なかなかに面白い。やぶれ弥五兵衛(池波正太郎)、帰蝶(岩井三四二)、怪奇、白狼譚(岡田稔)、妻は、くノ一(風野真知雄)、艶説「くノ一」変化(戸部新十郎)、くノ一紅騎兵(山田風太郎)

  • あここ さん

    忍者ものは避けててんけど。アンソロジーで試してみました。一応風野さん目当て。まだ読んでない「妻はくノ一」シリーズのやろかぁ。あ、違った。でもやっぱり読みやすいし面白いし。着手しなきゃ。忍者ものってもっと騙し騙され・変装・内偵ハラハラするんかと思ってたけど。『くノ一』となると女の武器使用になるのかぁ。あぁぁ何か。それで欺けるなら成功なんやろうけど。できれば色気使わず戦って欲しかったなぁ。池波さんのくノ一さんの翻弄っぷりが痛快やった。ってか気が緩みすぎやな。忍者失格・・。結構古くに書かれた話が多くて驚いた。

  • いえのぶ さん

    くノ一を扱った時代小説のアンソロジー。池波正太郎、山田風太郎、風野真知雄ら6人の作家の短編を集める。それぞれの特徴があり面白い。風野氏ノ作品は後に同名のシリーズとは別物。ぼんやりとした侍に嫁いだくノ一という設定はこの作品が元となっている。

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細谷正充

1963年埼玉県生まれ。文芸評論家。編著に、朝日文庫時代小説アンソロジーなど多数

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