維摩さまに聞いてみた 生きづらい人のためのブッダのおしえ

細川貂々

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794972989
ISBN 10 : 4794972989
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
釈徹宗 ,  
追加情報
:
165p;19

内容詳細

般若経、法華経と並ぶ仏教の代表的な経典のひとつ、維摩経。スーパー在家者「維摩さま」と文殊菩薩との対話から、空とは?解脱とは?さとりとは?など、仏教のおしえの根幹が見えてくる。「生きづらさを抱えて生きていくにはどうしたらいいんだろう?」心の悩みをいだく人たちに向けて、維摩経の物語世界をマンガ化。釈徹宗先生の解説付き。

目次 : おだやかに生きられるには/ 維摩さま登場/ お見舞い誰が行く?/ もしかして誰も行ってくれないの?/ 病気のお見舞い/ 座るところ/ そのままをうけいれる/ さとりって何?/ グレーが基本/ 香りのよい国/ 食べ物のゆくえ/ 正体/ 供養すること/ 人に託す/ おわりに

【著者紹介】
細川貂々 : 1969年生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー出身

釈徹宗 : 1961年生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。相愛大学教授。専門は宗教思想。『落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する』(朝日選書)で第5回河合隼雄学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • れい さん

    【図書館】てんてんさんの本は色々読んできたけど、発達障害のグレーゾーンだと言うことが、本当にさらりと書かれていました。びっくりはしないけど、ここで?と。さて、内容ですが、維摩さまが言われているように、この煩悩の多い日常のなかで己を中道に保ち生きていくこと、それも修行の道なのかも。皆が出家を望んだら社会は成り立たなくなってしまう。人との関わりを嫌だなと思っても、ゆるゆる繋がる。高位の仏教者を言い負かす面が強調されているように感じるけど、結局極端に陥らないための、あえての逆説ロジックな印象を持ちました。

  • usako♪ さん

    優しくユーモアに描かれた仏教の世界。維摩経というのも初めてしりました。 第三の目で自分を見つめる方法に「架空ドローンを飛ばす」。なるほど!、すぐに実践できるなぁ、と思いつつ、自分を見つめるより、山の方に飛んでっちゃうなぁなんて思いつつ楽しみました。六波羅蜜寺の空也が東京でみれるので行こうかな。

  • ひめぴょん さん

    マンガという形をとっていますが、奥深い解釈がそこにあります。以下は文中引用とミニ感想です。 「苦悩をどのように取り除けばいいか」に対しては、「自分のできることを他人とわかちあうこと」。 「喜びは何にあるか」に対しては、「時間をムダにしていると思わないこと」。 供養とは自分の出来ることをして他の人を喜ばせようとすること。 自分というものにしがみついてはいけない(無我)。私たちの身体は要素が集合したものに過ぎず、しかもすべては刻々に変化し続けている。→この考え方は新鮮でした。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    僕にとっての「維摩経」は、なんかはぐらかされてよくわからない話にしか思えないのです。 戦闘ものマンガで敵と味方が「仰仰しい必殺技」を出し合うような物語を読んだような気持ち。 仏教は行動よりも理屈が先行した宗教という感覚があり、困って苦しんでいる人達に講釈をたれていく宗教というイメージが拭えないのです。 人の悩みは複雑怪奇。関係性と感情、そして偶然が作り出すもの。 お腹が空いている人には食べさせてやり、疲れている人には寝れる場を与えてやり、そしてその人の生き様を聞く。それだけでいいのではないでしょうか。

  • ゆうへい さん

    維摩経は生きづらさの解決法が描かれている経典でした。内容は非常に分かりやすいです。特に、空についての考え方は難しかったです。どこかクールで合理的な気がします。解説が丁寧で心の在り方や物事への感じ方が仏教を通して理解できました。

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人物・団体紹介

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細川貂々

1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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