CD 輸入盤

沈黙の花〜弦楽四重奏のための作品集 アルディッティ四重奏団

細川俊夫 (1955-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WER6761
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

細川俊夫、最新盤
静寂の世界の弦楽四重奏作品集
世界初録音の『書(カリグラフィー)』も収録。
演奏はアルディッティ四重奏団!


2013年の「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」のテーマ作曲家である細川俊夫の注目新譜の登場です。
 6つの小品から成る『書』は、世界初録音。「音楽は音を用いたカリグラフィー(書)である。そしてそれは沈黙というキャンヴァスの上に描かれる。」とは細川の言葉ですが、書のジェスチャーのエッセンスを6つの金言的な音絵で表しています。ほかにも、華道の哲学世界(細川の祖父は華道家)の『花の妖精』と『沈黙の花』や、蓮の花が開く様子を描いたという『開花』などを収録。『原像』は、細川俊夫の最初の弦楽四重奏作品で1980年に書かれたもので、すでに細川の哲学世界に満ちた静寂世界が広がっています。
 アルディッティ四重奏団による演奏は極めて精緻で、細川の世界を巧みに表現しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
細川俊夫:
・開花 Blossoming(2007/2009改訂) 改訂版世界初録音
・花の妖精 Floral fairy (2003)
・書(カリグラフィー) Kalligraphie(2007/2009改訂)〜弦楽四重奏のための6つの小品〜 世界初録音
・ランドスケープI Landscape I (1992)
・沈黙の花 Silent Flowers (1998)
・弦楽四重奏曲『原像』 Urbilder(1980/1984改訂)

 アルディッティ四重奏団
  アーヴィン・アルディッティ(第1ヴァイオリン)
  アショット・サルキシャン(第2ヴァイオリン)
  ラルフ・エーラーズ(ヴィオラ)
  ルーカス・フェルズ(チェロ)

 録音時期:2012年2月
 録音方式:ステレオ(デジタル)

収録曲   

  • 01. Blossoming
  • 02. Floral Fairy
  • 03. I
  • 04. II
  • 05. III
  • 06. IV
  • 07. V
  • 08. VI
  • 09. Landscape 1
  • 10. Silent Flowers
  • 11. I
  • 12. II
  • 13. III
  • 14. IV
  • 15. V

ユーザーレビュー

総合評価

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 細川俊夫氏は、私にとってなかなか聴くチ...

投稿日:2013/12/29 (日)

 細川俊夫氏は、私にとってなかなか聴くチャンスが無く残念な作曲家。コンサートという場面はもちろんとして、CDやi-Podなどでも周りの音が無い場所で静かに集中して聴きたいがそのチャンスがあまりないのだ。    この盤もそんな場所や機会を見つけて少しずつ聴いている。4つの楽器だけで演奏しているはずなのに出てくる音の多彩さや表現の表し方はオーケストラの合奏を凌駕するといってもいいかもしれない。内容は厳しく、(音の多彩さや表現の表し方が多いのに)不要なものはそぎ落とされている。    しかし聴いていて一番大事な要素は音や表現の多彩さなのではなく、沈黙や音のない状態が最も重要な表現であり主題であるような気がする。書が、文字を書くことによって白の部分の重要性を発見できるようにこの四重奏曲も音を出すのは沈黙を見つけるための手段であるように思った。   四重奏曲が好きな方はもちろんのこと、沈黙が好きな方(または興味のある方?)に、または沈黙の意味を考えたい方にお薦めしたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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