源氏物語 付現代語訳 第1巻 角川文庫 角川ソフィア文庫

紫式部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044024017
ISBN 10 : 4044024014
フォーマット
出版社
発行年月
1964年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,380p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mt さん

    予想以上の手強さで苦労して読み終えた。瀬戸内源氏の楽しみを味わった者からすれば、同じ物語を読んでいるとは思えないこともある。原文に触れること、作家以外が書いた源氏物語を読むことが瀬戸内源氏を読んでからの想いだった。手軽に楽しく読めることはとってもいいこと。ただ、これで本当に源氏物語を読んだと言えるのか、ずっと気になっていたところ、原文に触れることの楽しさを書いた文に出会い思いきれることができた。まだまだだけど、美しい言葉だなぁ、と感じることしきり。少しずつでも読み進めようと思えた。まだ若紫。先は長い。

  • LUNE MER さん

    源氏物語を初めて通読したのは本書の現代語訳。後に読んだ田辺聖子訳、林望訳に比べると古典の授業に出てくる現代語訳に近い感覚で原文に忠実な反面、小説としての読みやすさには難があるというのが個人的な感想。今回は原文サイドで再読開始。「大まかな登場人物、ストーリーは頭の中に入っている」「6割くらい意味が掴めれば細部は気にしない」という指針に基づいてトライアルしたところ、存外にサクサクと面白くて読める。翻訳者の解釈の入り込まないピュアな源氏物語を堪能できる心のゆとりを残しながらこの状況を乗り切ろう。

  • LUNE MER さん

    読解を犠牲にしてでも敢えて原文で読んで雰囲気を楽しむ。そんな楽しみ方をする際には現代語訳(意訳ではなく逐語訳)もついているこの角川ソフィア版はうってつけ。現代語訳の方は小説感覚で読むのは難儀する文体だが、高校生が古文で源氏物語を出題されたときの参考資料としては頼もしそう。作中に挿入される和歌にフォーカスした読み方など、まだまだ余裕が足りない楽しみ方が多く残っているので源氏物語にはこれからも末長くお付き合いいただきたい。

  • ヤベ さん

    光源氏は皇帝の器を持ちながら皇位につけば国の乱れることを予言されている。生まれながらに政界的に徒な人生を歩むことを運命付けられている空前の才能人は、己の全能力を徒ごと=色に賭して全人生をあはれに染めあげることで自己実現を果たすしかないのかなと思った。第一巻には源氏の若い頃の話が載っている。源氏は10代の頃から不倫に挑んだり浮気心で結果的に関係した女を呪い死にさせたり凄まじいが、あはれの権化である源氏の前では関係した者の死や悲哀は全て相対化され、あはれに内包され昇華されていくと思った。

  • ヤベ さん

    a系のみをまず読んだ。文体について、桐壺は一文の中で主語が頻繁に入れ替わり、文の意味がまとまらないところで文が締められ勝ちだが、若紫ではより整理されているから、書き手が文章に書き慣れたか、書いた時期が違うかしているのだろう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

紫式部

生没年未詳。970年代の生まれと推測されている。日本文学史を代表する存在。『源氏物語』の作者として名高く、宮中の様子を描いた『紫式部日記』も残している。優れた歌人としても知られ、自作の和歌を集めた『紫式部集』があり、『小倉百人一首』にもその和歌が収録されている。また、藤原為時の娘として生まれ、藤原宣

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品