新編怪奇幻想の文学 3 恐怖

紀田順一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784775320419
ISBN 10 : 4775320416
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
荒俣宏 ,  
追加情報
:
472p;20

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    往年の西洋怪奇小説を集めたアンソロジー三冊目。今回のテーマは「恐怖」という事で、HPLのあの名文章を念頭に期待して読む。ただこれ、テーマがテーマだけに内容が幅広いというか何でもありのような印象も受けるなあ。自分的にはエーヴェルスが収録されている時点で満点なんですが。他にも「音のする家」とか他には収録されないだろうし、「木に愛された男」を入れるのは決断だったと思う。両者とも冗長で現在の目から見ると退屈な部分も多いけど、どこか妙な捨てがたさがあるんだよなあ。本シリーズでしか読めないような作品、楽しかったです。

  • あくび虫 さん

    期待の方が上回ってしまいました。シール『音のする家』などは、要領を得なくてなんのことだか。元がぼかして書かれているらしき作品の翻訳は、時として宇宙的に茫漠です。アッシャー家の崩壊のとっ散らかりバージョンにしか思えない。トンプスン『クロード・アーシュアの思念』はタイトルからラヴクラフトを思わせますし、読んでいると『戸口にあらわれたもの』が浮かんでくるのですが、メロドラマ要素が安っぽく、劣化版の感を否めません。――『死んだユダヤ人』『影にあたし唇は』あたりは好み。『顔』『丘からの眺め』が読みやすいです。

  • timeturner さん

    「謎」はユーモラスなところもあるが作者の経歴を考えると笑っちゃいけないって気になる。「音のする家」のスペクタクルな舞台設定に驚愕。アッシャー家よりスケールが大きい。「木に愛された男」は自然vs信仰であると同時に異教vsキリスト教でもあるのかな。解説を読んで思ったが、私が苦手な恐怖は「不条理感」を伴うものかもしれない。自分ではコントロールできない、なんの理由もなく降りかかってくる恐怖がいちばん怖いと思う。だからベンスンの「顔」なんて「勘弁して〜っ」と思う。

  • gibbelin さん

    ゆっくりと恐怖を醸成するタイプの小説群に、スマホ脳が解凍されてゆく。。

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人物・団体紹介

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紀田順一郎

1935年横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業。商社勤務を経て、日本近代史と書誌学を中心とする研究活動に入る。2008年、『幻想と怪奇の時代』で第61回日本推理作家協会賞を受賞。同年には、神奈川文化賞も受賞した。また、06年から12年まで神奈川近代文学館館長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時

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