必笑小咄のテクニック 集英社新書

米原万里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087203233
ISBN 10 : 4087203239
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
18cm,205p

内容詳細

日本人離れしたユーモアセンスの持ち主である著者が、世間に流布する笑いの法則を突き止めて分類し、自作も含めて豊富な例をあげながら、笑いの本質に迫る。この1冊で、ユーモアとジョークの達人に。

【著者紹介】
米原万里 : 1950年東京生まれ。作家、エッセイスト。少女時代プラハのソビエト学校で学ぶ。ロシア語会議通訳として多方面で活躍。著書に『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(新潮文庫、読売文学賞)『魔女の1ダース』(新潮文庫、講談社エッセイ賞)『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社文庫、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    あの風体の(失礼!)ロシア人のどこからそんなユーモアが生まれてくるのかと不思議なくらいなのだが、彼らのアネクドートは絶妙の面白さだ(当人たちは面白いどころではないのだが)。本書は、米原万理さんによる(主として)ロシア、東欧小咄の解説書。分析そのものは常識的だが、エッセイ部分はなかなかに辛辣で小気味よい。特に日本に対してはそうだ。本書ではアネクドートばかりではなく、エスニックジョークやその他の笑話も紹介されているが、やはりアネクドートこそが真骨頂かと思う。

  • たらお さん

    読みながら、「あー、これは世界のジョーク集を分類、解説したものだ」と思う。この手のものって文章で読んでしまうと案外面白みがない。落語と同じで、話しているのを聞くことで話し手のキャラクターとも相まって、ほっこりしたりするものだ。だから、脳内で誰かが話していることに変換しながらの読書。小咄(小咄に限らず何らかの面白話)をストックしておき、それを強引にもっていかず、場に合わせて抽出したりなんかすると周りも「お〜」と思うわけですな。この本でも米原嬢らしく、オチるまでの話の構造を分析している。

  • 鱒子 さん

    kindle本。東西の笑い話をたくさん集め、そのテクニックを解説しています。面白くてニヤニヤしちゃったのですが、例題をあげてその上笑い話を作ってみてねという箇所がうまく思いつきません(汗 つくづく自分は受け手側の人間だなーと再確認。「ほーなるほどー」と終始頷いてばかりの本でした。

  • けんとまん1007 さん

    ナルホドなあ〜(^^)ちょっと前の本なので、懐かしい部分もあるが、それもまたいいかも。というのは、ある程度時間が経過することで、その時の評価もわかりやすくなっているからだ。それはさておき、テクニックにもいろいろあると納得。オチが想像できるのも、まあまああって、そういうパターンでいくといいんだなと思った。使えるな、これ(^^)

  • ひろ☆ さん

    笑い、オチには型があり、その解説。これがしゃべれるひとは、センスなんだろうな。

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人物・団体紹介

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米原万里

1950年、東京都に生まれる。59〜64年、チェコスロバキアで過ごし、在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。帰国後、東京外国語大学ロシア語科卒業、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語通訳、翻訳者となる。80年、仲間とともにロシア語通訳協会を設立、初代事務局長に就任、同会長を歴任。92年、テレビ

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