紫式部の娘。賢子はとまらない!

篠綾子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863893917
ISBN 10 : 4863893914
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
258p;19

内容詳細

母・紫式部から引き継いだ賢子の宮仕えも2年目となり、もうすっかり慣れたもの(?)。そんなある日、御所に新しい女房(貴人の身の回りのお世話をする人)がやってきた。藤袴と呼ばれるその少女、年齢は賢子と同じ15歳。対抗する気も失せるほどの美少女で、教養も◎!「藤袴こそ私の友にふさわしい」と賢子は舞い上がるが、母は娘に「その子とは仲良くなろうと思わないほうが良い」と言う。一体なぜ!?そんな折、憧れの頼宗さまも藤袴にひとめぼれ!?恐れていたことが現実になってさぁたいへん!賢子、どうする!?

【著者紹介】
篠綾子 : 1971年、埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第4回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー

小倉マユコ : 神奈川県生まれ。会社員を経て、2010年よりフリーのイラストレーターに。東京デザイン専門学校キャリア・イラストレーションコース修了。書籍の装画や挿絵をはじめ、広告などのイラスト制作を手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mocha さん

    宮仕えにも慣れ、その働きが認められるようになった賢子。今回は友情がメインテーマで、宮中というよりも女子校のノリだったりする。謎めいた美少女の転校生…じゃなくて新入り女房をめぐってのあれこれ。清少納言のアドバイスがなかなかいい。華やかで恋多き女性だったとされる賢子だが、その片鱗が伺える巻だった。

  • 万葉語り さん

    シリーズ2作目。皇太后さまの女房となって1年。後輩の女房が先輩にいじめられるのを見過ごしにできない賢子が、タブーに突っ込んでいくのは瑠璃姫を見ているようだった。紫式部の和歌が絶妙のタイミングで思わず感動した。2018-222

  • ゆきちん さん

    第2弾。賢子(かたこ)15歳。女房づとめも一年たって後輩ができた。ものすごい美少女の藤袴。亡くなった后に似てるからって苛烈なイジメにあってるのを見過ごせず、かばったところでとばっちり。藤袴本人は超然としていて天然?コイツ何者?…藤袴で一本通った一冊で、前作より面白かった。賢子に言い寄る貴公子ができてて、でも賢子は今光君に夢中で。でも道長怖い。怖さが充分わかるエピあり。清少納言も出てきて、サッパリした人だった。続きがあれば読みたいなぁ。

  • 真理そら さん

    謎の美人女房・藤袴を巡る賢子の友情や愛情についての成長記。道長の次男だが明子腹のため、他の作品では影が薄くなりがちな頼宗がわりと活躍するのが嬉しい。道長がいかにもの雰囲気でねっちりといやみで傲慢な感じに描かれていて魅力的だ。

  • yyrn さん

    この本はまるで平安時代を借りた学園ドラマだw。有名人の娘で15歳の主人公とその仲間たちもまた有名人の娘たちで(たまに反発しあう)、主人公を助ける異性はイケメンでモテモテで、その異性をライバル視するセレブの息子は主人公に横恋慕し、なぞの転校生は敵か味方か、主人公が慕う校長?を窮地に追い込む理事長たち、その理事長と校長は実は・・・とまあ学園ドラマのようでありながら、さらにその窮地に陥れるワナが実に巧妙で(朝廷時代劇の権力闘争あるあるか?次回大河ドラマでも見られそうかな?)よくもまあそんな状況を考えついたなと⇒

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人物・団体紹介

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篠綾子

埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』でデビュー。短篇「虚空の花」で九州さが大衆文学賞佳作受賞。主な著作に日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞した『青山に在り』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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