市民の政治学 討議デモクラシーとは何か 岩波新書

篠原一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004308720
ISBN 10 : 4004308720
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
追加情報
:
18cm,210p

内容詳細

第二の近代に入りつつある21世紀において、私たち市民はどんな課題に取り組まねばならないのか。近年の市民社会論やデモクラシー論を踏まえつつ、新しい社会の像、政治の形を展望する、市民のための政治学入門。

【著者紹介】
篠原一 : 1925年東京生まれ。1950年東京大学法学部卒業。東京大学教授、成蹊大学教授を経て現在、東京大学名誉教授。専攻はヨーロッパ政治史、政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    レポート用課題図書。観念的な言葉が多くてわかりにくい。オランダモデルのワークシェアリング制はとてもいいシステムだと思うのだけれど、日本の働き方はどうしてこう硬直化しているのだろう。

  • Kei さん

    資本主義、産業主義、近代国家、個人主義、科学主義。脱物質的価値観、第一の近代、第二の近代。サブ政治、自発的結社、パートタイム革命。グローバリゼーション、不可逆的現象、多元的、情報革命、自律補完主義。第三の道。協議デモクラシー、討議デモクラシー、社会関係資本。軟らかいポピュリズム、硬いポピュリズム、アクティング・アウト、プチなしょな風景、パラサイトナショナリズム、サイレント保守市民。参加デモクラシー+討議デモクラシー。市民陪審制、計画細胞。

  • あんころもち さん

    この本で描かれている世界は10年前であるが、特に3.11後にそのような傾向が強まっているように思われる。政治家の果たす役割も当然見直されるべきであるが、政官主導の時代から大きく変わっていない。行動する市民は未だ少数であり、小選挙区制においては大きな役割を果たせないところに難しさがある。行動する市民の増加と、具体的な政治と市民を結びつけるチャネルの増加とが求められる。

  • おおにし さん

    いろいろな用語がはっきり定義されないまま登場するので、政治学の知識のない私にはちょっと読むのが大変でしたが、討議デモクラシーが何かはだいたい理解できました。代議制デモクラシーとは別に市民による討議デモクラシーを制度化するという考えには賛同します。討議デモクラシーの目的は「議決」ではなく、問題の「発見」であるというところも気に入りました。実現に向けての動きがあれば是非参加したいです。

  • takeapple さん

    『住民投票』の著者、今井一さんとの読書会で参考文献に上がった本。選挙もあるのでじっくり読んだ。民主主義にとって、じっくり学んで討議して決めると言う過程がいかに大事かがわかる。自分の権力維持のため、相手の準備ができないうちに、ボロが出ないうちに、選挙をやっちゃえば国民を煙にまいて欺く事ができる何て考えている人々に政治を任せてはダメだ。国会開かず討議しないって言語道断だと思う。そんなことを考えて選挙に臨もうと思った。

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篠原一

1925年生まれ。東京大学法学部卒業。現在、東京大学名誉教授。専門:ヨーロッパ政治史、政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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