李白 角川ソフィア文庫

筧久美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043675029
ISBN 10 : 404367502X
フォーマット
出版社
発行年月
2004年10月
日本
追加情報
:
15cm,237p

内容詳細

李白、字は太白。中国を代表する世界的大詩人。酒を飲み、月を愛で、鳥と遊び、何ものにも縛られることを嫌って放浪の旅を続けた。李白の詩は、古来、人々に愛誦され、且つ受け継がれ、今もなお輝きを増している。豪快奔放に生きた、詩仙・李白の浪漫の世界を楽しむ一冊。

目次 : 故郷・蜀時代の作/ 青雲の志を抱いて出仕するまで/ 宮廷勤め・長安にて/ 再起を求めて漫遊する/ 安禄山の乱後/ 其の他(編年不明)

【著者紹介】
筧久美子 : 1932年大阪市生まれ。京都大学大学院博士課程修了。神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅてふぁん さん

    遥か昔から人々に親しまれてきた『詩仙』李白。盛唐の詩人。阿部仲麻呂の死を悼んだ詩や孟浩然に向けて詠んだ詩は良かったなぁ。さすが人生の大半を旅していただけあって、旅の詩が何首も紹介されていた。彼が歌う名物はたいていが実在の物らしい。旅して名産物を詩に読み込む、国も時代も何もかも違うけれど、写真を撮ってつぶやく現代の私たちと一緒だ(*^-^*)次は杜甫を読んで『詩仙』と『詩聖』の違いを見つけてみよう♪

  • 井月 奎(いづき けい) さん

    詩は自然を、心を、時間を分かるように分かりやすいように整えて、短い語句、型も決まっている場合が多い、に多くの気持ちを入れる。相反することをおこなっています。それはいつでも、どこでもそうなのです。そして李白です。川の流れに自らの流浪を重ね、それを肴に月と影に相手をしてもらい杯を傾ける。才能を活かす努力を頭から煙が出るほど考えないと詩はつくれませんし、それを感じさせるものは詩ではありません。漢文を私が理解できないのはとても残念ですが、その詩情と心は形良い読み下し分で受け取れます。詩人の涼やかな風を感じました。

  • Kajitt22 さん

    漢詩の素養はないが、江守透の『漢詩紀行』は何度か録画して見ていた。あの声の朗読が魅力だったと思う。この李白の詩も音読すると理解した気になるかも。さらっと読んでしまい少し後悔しています。また別のやり方で挑戦したい。

  • 拓也 ◆mOrYeBoQbw さん

    唐詩集。唐代の詩仙・李白の唐詩と解説集、田舎や山中に籠り世捨て人の様に過ごしたり、玄宗皇帝や楊貴妃に重用され雅な宮廷詩人として暮らしたり、放浪の旅に明け暮れたりと、波乱万丈な人生を送る李白ですが、何処においても傑作を残すのは、徹底的に磨き抜かれた感性で自然、人心、時代の流れを、大仰な事をせずに自然に詩に取り込める才能の賜物でしょう。中国では小説の進歩が殆ど無かった反面、韻文詩がこの時代には高いレベルで完成しているので、現代でも感じる所、学ぶ所が多い作品集だと思います(・ω・)ノシ

  • フク さん

    詩仙李白の詩を69篇収録。 〈李白は、詩が本来もつべき任務とは、為政者に民の声をまっすぐに伝えることであり、いまや民に代わって詩人が歌う以上は、詩人はその任務に忠実でなければならないと考えていました。〉 kindle unlimited

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筧久美子

1932年大阪市生まれ。神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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