ぼくらのサイテーの夏 講談社青い鳥文庫

笹生陽子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061486744
ISBN 10 : 4061486748
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,308p

内容詳細

「階段落ち」という危険なゲームをやった罰として、プール掃除をさせられることになったぼくは…。著者のデビュー作で、二人の少年のさわやかな夏を描いた表題作の他、第2作「きのう、火星に行った。」を収録。

【著者紹介】
笹生陽子著 : 東京都生まれ。慶応義塾大学卒。1995年、「ジャンボジェットの飛ぶ街で」で第36回講談社児童文学新人賞佳作入選。96年、『ぼくらのサイテーの夏』で、デビュー。同作で、第30回日本児童文学者協会新人賞、第26回児童文芸新人賞受賞。『楽園のつくりかた』で第50回産経児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    家のトラブルを子供に秘密にしようとする大人って、彼らのことを守っているようで軽んじている気がします。もちろん赤裸々に語る必要はないけれど、家族なら共有したほうがいいと思う。この二人の男の子たちが経験したサイテーで、後にサイコーなスタートラインとして認識されるであろう夏のお話。やまだないとさんの絵でびっくりしちゃった。2編目は絵が全然違っていて、娘は世界に入り込めず。オカンは結構こっちの話が好きかもよ〜。

  • Willie the Wildcat さん

    心の縺れ。親子、兄弟・兄妹、そして親友。優しさと厳しさ、そして甘えと辛さ。”最適距離”の誰かが主となり、支えあう。人の痛みを知ることで、自己を振り返る。これも成長過程。2作の共通点が、”再会”。特に、木崎。心を開くことができる喜びと、ちょっとした照れ。時が経ち振り返れば、記憶に残る最高の瞬間のはず!蛇足だが「階段落ち」か・・・、懐かしい。最高何段跳んだっけなぁ?(笑)

  • まる さん

    小学生男子の成長物語×2。児童書としてはよくある感じだと思いますが、王道に弱いのでグッと泣きそうになったり、前向きな気持ちになったりしながら童心にかえって読みました。

  • ステビア さん

    表題作と「きのう、火星に行った。」の二つが収められたお得な本。どちらもかなりオーソドックスな成長物語だけど、面白かった。胸アツ。

  • ほたて さん

    第一印象は最悪なのに、相手を知るほどに自分のこともわかって、成長していく少年の物語が2編。宗田理「ぼくら」シリーズと間違えて借りてしまっても、きっと面白く読めると思います。妹のわたしは上の子の気持ちがわからなくて、下の子に優しくするのはあたりまえでしょ、っていう驕り?があるのだけど、上の子の複雑な気持ちがこの本を読んですごくよくわかりました。『きのう、火星に行った』は名作です。文庫2冊分が1冊で読めるなんて、青い鳥文庫お得。表紙もいいし。

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