特異家出人 警視庁捜査一課特殊犯捜査係・堂園晶彦 小学館文庫

笹本稜平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094060799
ISBN 10 : 4094060790
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
505p;15

内容詳細

東京都葛飾区在住の資産家老人・有村礼次郎が突然失踪した。質素で孤独な生活を送る老人と唯一交流のあった少女・奈々美の訴えで臨場した警視庁捜査一課特殊犯捜査係の堂園晶彦は、有村邸の玄関から血痕を発見する。同時に預金通帳や有価証券、時価二億円の根付コレクションが消えていた。有村老人は元暴力団員・中俣勇夫に金目当てで拉致された可能性が高い。中俣の潜伏先である鹿児島に飛んだ堂園は、自身の祖父と有村が鹿児島第一中学の同級生だったことを知る。二人はある事件がもとで故郷を追われていた。時代を超えた宿縁をめぐる、慟哭のミステリー。

【著者紹介】
笹本稜平 : 1951年千葉県生まれ。立教大学卒。2001年「時の渚」で第一八回サントリーミステリー大賞と読者賞を同時受賞。04年『太平洋の薔薇』で第六回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    単行本で既読だったが、すっかり忘れていての文庫で!天涯孤独の老人が行方不明になった。それは唯一親交があった小学生・奈々美の届け出からスタートする。東京での捜査が鹿児島までとなり、しかも堂園自身の祖父が絡んでいるかもしれない・・過去に何があったのか?戦争が引き裂いたモノは今に続く人の恨みが相まってちょっと重く暗い。定年退職した老刑事・徳永の地道な捜査が光る。「人の幸不幸は人の心が決める」聴きなれた言葉だが、いつでも心に刻みたい言葉ですね。

  • み さん

    感想を読んで気になった作品。ご近所のおじいさんと子供の交流から始まり終わる温かいお話し、事件抜きにすればね。ちとご都合よろしいトコがありますが、堂園さんのキャラでチャラにします。楽しめました♪

  • あすなろ さん

    なかなかみっちり詰まった刑事物ミステリーでした。笹本氏の刑事物は、始めてでしたが、エンターテイメントとして楽しまさせて頂くには十分な内容です。かつて楽しんだ堂場氏の失踪班シリーズに似ているが、こちらの方が時間軸が複数であることと、人情味の書き込みが多いかな?シリーズ化されるなら、追ってみたいと思いました。

  • あや さん

    家出人の過去が主人公のルーツとも繋がっていて、ただの誘拐ではなかった。有村のおじいさんと奈々美ちゃんの出会いとその後の関係が素敵で可愛くて、警察小説なのにきゅんとします(笑)

  • Yuri さん

    読み応えのある本でした! ある老人が行方不明になった事から捜査が始まり、東京から鹿児島、現代から戦時中へと舞台が広がります。 シリーズ化してたら読みたいです。

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笹本稜平

1951年、千葉県生まれ。立教大学卒。出版社勤務を経て、2001年『時の渚』で第十八回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『太平洋の薔薇』で第六回大藪春彦賞を受賞。ミステリーをはじめ警察小説、山岳小説の名手として絶大な人気を誇る。21年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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