甲信の戦国史 武田氏と山の民の興亡 地域から見た戦国150年

笹本正治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623076598
ISBN 10 : 4623076598
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

甲信地域(山梨県・長野県)といえば富士山やアルプスに代表される山の国である。この地を舞台として戦国時代の一五〇年間、武田氏、小笠原氏、村上氏、真田氏などの大名が覇を競った背景には何があり、いかなる歴史が展開したのか。本書では、大名たちの興亡や合戦の歴史だけでなく、山国に生きて歴史を支えた木こりや金山衆、猟師などにも目を向け、山の信仰、山の産物、物資流通など多面的に地域の戦国時代を明らかにする。

目次 : 第1章 自然の特質と災害/ 第2章 変化する領主たち/ 第3章 織豊政権から徳川政権へ/ 第4章 山国の物資の流れ/ 第5章 信仰の山/ 第6章 山の民たち/ 第7章 食糧を求めて/ 第8章 食糧増産と転回する生産

【著者紹介】
笹本正治 : 1951年山梨県生まれ。1974年信州大学人文学部卒業。1977年名古屋大学大学院文学研究科修士課程前期修了。現在、長野県立歴史館館長。博士(歴史学)(名古屋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • YONDA さん

    戦国時代に生きた市井の人が、どの様に生活していたのかを古文書から読み解き書かれた本。天変地異・信仰・食料・流通等々多義に渡り書かれている。中でも善光寺の変遷や肉食の記述については多いに興味を引かれる。この本を教科書に笹本先生の授業を是非受けてみたい。武将もいいが市井の人の生活にも興味を引かれる今日この頃です。

  • イツシノコヲリ(丹波國) さん

    甲斐・信濃国の山の民の生活を勝山記をはじめとする様々な同時代の史料から明らかにする。わりと淡々とした文章で自治体史のようだと感じた。諏訪湖の御神渡りからの気候の復元、畑作中心の農業・鵜飼が用いられた諏訪湖の漁業、治水、武田氏から保護された木工業、中世吉田の都市構造など多くのことが分かって面白かった。越前国西部を扱った「戦国庶民の生態系」と並ぶ名著だと思う。

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