日本音楽のなぜ? 歌舞伎・能楽・雅楽が楽しくなる 放送大学叢書

竹内道敬

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865281682
ISBN 10 : 4865281681
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
193p;19

内容詳細

日本人が大切にしてきた心―日本音楽はなぜノリが悪いのか?なぜ何を言っているのかわからないのか?なぜ流儀・流派があるのか?第一人者が15の疑問に答えます。

目次 : 日本には日本音楽があるのか/ なぜメロディーがないのか/ なぜノリが悪いのか/ なぜ何を言っているのかわからないのか/ なぜ指揮者がいないのか/ どのように伝承されてきたのか/ どのように作曲されるのか/ なぜ流儀・流派があるのか/ なぜ立って演奏してはいけないのか/ なぜ語尾を震わせるのか/ なぜ金属製の楽器がないのか/ なぜ調律・調弦をしながら演奏するのか/ なぜ聴く機会がないのか/ 伝統芸能・伝統音楽とは何か/ 日本音楽の特色と将来

【著者紹介】
竹内道敬 : 日本近世音楽史。武蔵野音楽大学、お茶の水女子大学、東京藝術大学、国立音楽大学などの非常勤講師のほか、文化庁芸術祭音楽部門審査委員、芸術選奨選考委員、芸術作品賞選考委員、文化財保護審議委員などを歴任。一般財団法人古曲会の設立、運営に尽力。主著に『近世邦楽研究ノート』(名著刊行会、日本演劇学会河竹賞)。主な監修、解説をしたレコード類に「荻江節考」(コロムビア、文化庁芸術祭優秀賞)、「一中節古典名作選」(テイチク、文化庁芸術祭大賞)、「一中節宇治紫文選集」(テイチク、文化庁芸術作品賞)、「三世相錦繍文章」(ビクター伝統文化振興財団、文化庁芸術祭大賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • qoop さん

    多くの日本人にとってもはや縁遠いものとなった日本の伝統的な音楽。西洋音楽になれた耳にとってどう聴けば勘所が掴めるのかを解説したのが本書。生で聴いてほしいがその機会にアクセスし辛いのが難…と随所で繰り返す点に、著者の苦衷が伝わってくる。しかし邦楽業界の、一部でしか機能しない集金/集客システムの代わりを西洋音楽風のコンサート形式に求めるように見受けられるが、それはどうだろうか。そうしたシステムの破綻が声高に訴えられている昨今の問題意識とは思えない。元の文章が少々古いようでもあるし、それは仕方ないのかな。

  • じょうこ さん

    なぜメロディがないのか? なぜノリが悪いのか等々12のなぜの切り口とその解説が興味深い。ちなみに、日本音楽とは雅楽、能楽、三味線と大別。雅楽は中国輸入なので正確には除きたいというのが著者の主張。「なぜ何を言ってるのかわからないのか」では、聴いたこともないのだからわからなくて当然、と痛快。ただ時代が経ても変わらない、形のないものを表現しているのだからそれを味わい、そのことがわかると至福だよ、と。言葉の枝葉末節にこだわらず無心に受け入れる余裕があれば自然にわかる、と。全くだー!枝葉末節も面白くなるよー。

  • 石橋 さん

    邦楽を高みにおいて他文化をけなすような物言いが多い。小唄を教わっているので日本音楽の体系を知ろうと思って読んだが、文章は散文的で前後がつながらない所もある。邦楽界の現状に対する苦しい思いもあるだろうが、これを読んだ人が日本音楽を楽しめるようになるとは思えない。

  • Nana Gotoh さん

    概説的で読みやすかったです。日本の音楽は言葉(詞)を優先し、器楽曲は発達しなかった背景は納得できました。

  • なをみん さん

    「日本音楽を聴くことに集中し、考えてきたことをまとめた」という1932年生まれの著者。意外と知らなかった自分の国の音楽の話をぶっちゃけ気味に語り散らしてくれる一冊。「このままでは日本音楽がなくなってしまいそう」という危機感は共感もできるけど、もう少し他の本も読んでみたり、そろそろ日本の音楽を聴く機会も増やしていかねばなあ。とも思うのだけど。

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竹内道敬

日本近世音楽史。武蔵野音楽大学、お茶の水女子大学、東京藝術大学、国立音楽大学などの非常勤講師のほか、文化庁芸術祭音楽部門審査委員、芸術選奨選考委員、芸術作品賞選考委員、文化財保護審議委員などを歴任。一般財団法人古曲会の設立、運営に尽力。主著に『近世邦楽研究ノート』(名著刊行会、日本演劇学会河竹賞)。

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