経済学の忘れもの 日経プレミアシリーズ

竹内宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532261870
ISBN 10 : 4532261872
フォーマット
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
297p;18

内容詳細

海に囲まれる恵まれた立地のおかげで独自の発展を遂げてきた日本。しかし、今や米国文明と中国文明が真正面からぶつかる地政学的に危険な場所にいる。歴史的に経験のないタイプの衰退過程に入った日本経済はどうなるのか?宗教と民族を基礎にした経済の盛衰という新しい視点からグローバルに読み解く。

目次 : 第1章 日本経済を支えた「イエ宗教」の盛衰/ 第2章 宗教は民族の生命力/ 第3章 キリスト教の世界経済制覇/ 第4章 儒教・陰陽思想と中国経済の膨張/ 第5章 イスラム国の原点回帰/ 終章 日本の未来

【著者紹介】
竹内宏 : 経済学者。経済評論家。1930年静岡県生まれ。54年、東京大学経済学部卒、日本長期信用銀行入行。一貫して調査畑を歩む。長銀総合研究所理事長を経て、竹内経済工房を設立・主宰。価値総合研究所特別顧問。静岡県立大学グローバル地域センター長・特任教授。路地裏のエコノミストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    酷評もあるが、経済といえども文化基盤を無視できないという意味では一蹴はできない。役所(ここでは経産省)のイエには、責任逃れ、時代遅れの政策でも固辞すると批判される(32頁)。中国では、農村と都市の格差が拡大(172頁〜)。中国の弱みは腐敗構造。アメリカの弱みはイスラム教徒から嫌われていること(196頁)。日本は韓国からも中国からも嫌われている。昨今では安倍首相の右傾化の数々(例 学習指導要領に領土問題など)によって。女性研究員は家庭と研究生活の両立はしないようだ(293頁)。二兎追う者は一兎をも得ず、か。

  • うえ さん

    「ムハンマドの娘を妻に持ったアリー…その子供のフサインもスンニ派との戦いで殺害された。シーア派の信徒は現在でも、フサインの命日にその苦しさを忍び、自分の身体に鎖をぶつけ、血まみれになるアシュラの祭典を続けている…シーア派の12代イマームが行方不明になったが、それは意図的に隠れたのであって、現在でもどこかに存在すると信じられている。この隠れイマームは世界の終末の日に再臨し、そのとき死者が蘇り、すべてアラーの裁きを受け、スンニ派は消え、正義の時代がやってくるという」イスラム国のバクダディの求心力はこれか

  • Yoshihiro Yamamoto さん

    A 日本経済の衰退を防ぐのは、結局「国民の気持ち」と「長い歴史の中で形成された倫理」という経済学が忘れてきたものに帰結する。日本の場合は「イエ宗教」が重要であると結論。キリスト教、儒教・道教、イスラム教とそれぞれの宗教が経済発展に果たした役割を詳細に論説。欧米の民主主義が普遍的なものでないことにも触れる。先日読んだ「ソマリランド」の中で「ソマリ流の民主主義」に共感したばかりなので、この考えがストンと腑に落ちた。人権は尊重すべきだが、それと「ひとり一人の1票の価値が同じ」ということは別のことかもしれない。

  • akanishi さん

    竹内史観。テンポよい文章は健在。

  • Junko Yamamoto さん

    非常に下らない本。出版する価値なし。私は経済発展は宗教民族に関係ないと言う考えを支持しているのでその反対の内容で、読んでみようと思ったが、読む価値はなかった。宗教は民族の生命力と言っている。つまりイースター島やチベットの宗教は間違っているか劣っているからその文明や経済は滅びるか衰えるらしい。この本には一切データやグラフがない。つまりデータで証明されることは全く書いていない。ルネサンス期に栄えたヴェネチア共和国は宗教を軽視したことはどう説明するのだろう。よくもまあ思い込みだけのトンデモ本を書けたね。

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人物・団体紹介

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竹内宏

1942年4月20日誕生。1967年大阪歯科大学卒業。1974年大阪歯科大学大学院卒業、博士号受領。1974年大阪歯科大学助教授。1984年岐阜歯科大学(現朝日大学歯学部)教授。2007年朝日大学副学長。2010年朝日大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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