歴史と統計学 人・時代・思想

竹内啓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532134822
ISBN 10 : 453213482X
フォーマット
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
576p;22

内容詳細

古代中国から始まる統計の歴史と様々な統計理論の興亡を、論争、人間模様などのエピソードも交えて統計学の第一人者が興味深く解説。

目次 : 序章 歴史のなかの統計学/ 1 統計の誕生/ 2 統計学の始まり/ 3 古典確率論の時代/ 4 近代と統計学の成立/ 5 進化論と統計学/ 6 激動の20世紀と統計学/ 7 第二次世界大戦後の世界と統計学における多様化/ 8 21世紀の統計と統計学の課題

【著者紹介】
竹内啓監 : 東京大学名誉教授、明治学院大学名誉教授、日本学士院会員。1933年生まれ。56年東京大学経済学部卒業、61年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。63年東京大学経済学部助教授、75‐94年同教授、87‐94年同先端科学技術研究センター併任教授、1994‐2006年明治学院大学国際学部教授。専攻は統計学、経済学、科学技術論。『数理統計学』(日経・経済図書文化賞、東洋経済新報社、1963)、『無邪気で危険なエリートたち』(石橋湛山賞、岩波書店、1984)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 6ちゃん さん

    人類史の中で如何にして統計が生まれ発展したのか、簡潔な歴史的記述と詳細な統計学の理論解説とともに余すところなく論ぜられる。数学が壊滅的にできない自分にとっては本書の半分は確実に理解できなかったが、それでも世界の人口統計や確率に関する議論、実験計画法の成立の歴史などのトピックには引込まれた。今でも高度な数学が必要な統計学だが、根底にあるのはデータの取得やその意味を問い続ける姿勢。著者は、個人医療への適応や地球規模の人類の活動に対しての解は統計学にまだ無く今後の課題と言う。統計学の底知れなさは想像もつかない。

  • 渓流 さん

    統計が生まれた背景を縦横に語って秀逸。難しい数式の部分は飛ばして読んでも十分理解可能。Xの推計統計学創生にかかわったピアソン、フッシャーの仕事やYの国力を測るために考えられたGDPについての記述は興味深く読めた。分厚い本だが睡魔に襲われることもなく楽しく読めた。

  • 鴨長石 さん

    専門的な確率論・統計論の紹介も交えながら、人類の統計に関する歴史を辿る。細かい数式には正直ついていけない部分も多かったが、種々の統計には初めて知ることも多く、興味深かった。特に、人口は有史以来ほぼ単調増加してきたものだと思っていたが、詳細な記録のある中国の統計をみると、かなりダイナミックに増減を繰り返していたという事実に驚く。現在のコロナ禍は、未来からみればどれだけ詳細な統計を残せるのかというのが最も重要である。しかし、特に日本ではそのような長期的視野で動いてはいないように見えるのが残念だ。

  • takao さん

    モデル選択の基準として、AIC(赤池)があるが、問題点もある。

  • ワッキー提督 さん

    専門的な部分は読み飛ばした。

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