全一冊 小説立花宗茂 集英社文庫

童門冬二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087461060
ISBN 10 : 4087461068
フォーマット
出版社
発行年月
2006年12月
日本
追加情報
:
16cm,602p

内容詳細

関ヶ原の敗将で、大名に復帰した例は宗茂以外にはない。大友宗麟の二人の忠臣を実父、義父とし、幼少時より合戦の心構えを厳しく教え込まれた宗茂は、その人柄を見込まれて立花道雪の養子となる。豊臣家への恩義を忘れず、関ヶ原の合戦では石田三成に味方して敗れるが、その後徳川秀忠に重用され、柳河藩の藩主に返り咲く。人間として筋を通した武将の、感動の生涯。

【著者紹介】
童門冬二 : 1927年10月東京生。44年海軍土浦航空隊に入隊するが翌年終戦。戦後は東京都庁に勤務。知事秘書、政策室長などを歴任。退庁後は歴史小説やエッセイを執筆。組織と人間をテーマに講演活動も積極的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • だまし売りNo さん

    西国無双と呼ばれた九州の戦国武将の歴史小説。

  • まゆっち さん

    最近立花道雪の話を読んで興味を持ちました。実の父高橋紹運もめちゃくちゃ偉大!そしてァ千代も憎まれ口を叩きながらも心のなかでは宗茂を大事に思っている。西国無双というイメージが強かったですが、更に理想の上司像になりました。

  • くものすけ さん

    関ケ原の一戦で西軍に味方し敗戦。領地は没収され家臣もバラバラになりながらも熊本・京都・江戸と放浪を続けます。偶然幕閣との接点が生まれた事から秀忠との接点を持つところは宗茂の「強運」を感じさせました。架空の話ではないかと思われる程の偶然の結びつきに驚きました。そして棚倉藩1万石を知行とする大名に復活、家康の死後柳川藩主に見事返り咲きを果たしています。波乱万丈の人生乍ら幸運を手に入れる手段は「義」であったことを学ぶことが出来ました。

  • Mark X Japan さん

    立花宗茂の返り咲きは、この時代ではめったにない立派なことです。また、このような幸運の返り咲きも、彼は義に厚く民の為に生きてきたからでしょう。天は自らを助ける者を助ける、とはこのことでしょう。立花宗茂と立花道雪・高橋紹運・立花ァ千代の関係や、龍造寺と鍋島の関係などもよく解り、戦国時代後期の九州の勉強にもなりました。☆:4.0

  • 白隠禅師 さん

    父も義父も偉大。しかしそれに負けないくらいというよりこれだけすごい人に教育を受けたからか大物になったんだと思う。もう少し早く生まれてたら天下取りに名乗り出ることもできたのかもしれない。これ読む前に柳川は一度行ったことあるけどすごくいい街だった。あらためて訪れてみたい。

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人物・団体紹介

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童門冬二

作家。昭和2(1927)年生まれ。東京都広報室長、企画調整局長、政策室長を経て昭和54(1979)年退職。歴史に素材を求めながら組織と人間をテーマに捉えた著作を行っている。その数は300余冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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