基本情報
内容詳細
明治は去り、日本は右傾化の道を歩みはじめる。大正デモクラシーの時代を経て、国家主義者が陸続と台頭する一方、勢いを増した共産党への弾圧も強まる。そして、昭和初頭、血盟団事件、五・一五事件を大きな契機に、国をあげて戦争体制に突入していく―。歴史の転回点で、東大が果たした役割を詳細に検証する、怒涛の第2巻。
目次 : 大正デモクラシーの旗手・吉野作造/ “右翼イデオローグ”上杉慎吉教授と大物元老/ 元老・山県有朋の学者亡国論/ 血盟団事件に参加した帝大生/ 東大新右翼のホープ・岸信介/ 新人会きっての武闘派・田中清玄/ 三・一五共産党大検挙の波紋/ 河上肇はなぜ京大を去ったか/ 河上肇とスパイM/ 血盟団と安岡正篤/ 昭和維新の最先端にいた帝大生・四元義隆/ 国家改造運動のカリスマ・井上日召/ 血盟団事件幻の“起源説テロ計画”/ 共産党「赤化運動」激化と「一人一殺」/ 血盟団を匿った二人の大物思想家/ 権藤成卿と血盟団グループの壊滅/ 日本中を右傾化させた五・一五j県と神兵隊事件
【著者紹介】
立花隆 : 昭和15(1940)年長崎県生まれ。39年東京大学仏文科卒業。その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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chanvesa さん
読了日:2022/01/01
白河清風 さん
読了日:2024/02/08
masabi さん
読了日:2015/02/10
リョウ さん
読了日:2021/07/12
BLACK無糖好き さん
読了日:2015/03/27
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人物・団体紹介
立花隆
昭和15(1940)年、長崎県生まれ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文藝春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けた。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10(1998)年司馬遼太郎賞
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