立川談志自伝 狂気ありて ちくま文庫

立川談志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480435712
ISBN 10 : 4480435719
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;15

内容詳細

多摩川べりでの少年時代、母のこと、初めて書いた父の思い出。落語界の師匠、先輩、仲間への厳しくも愛ある批評。大事な家族への想い。他の世界の才人との交遊。落語への尽きることのない熱情とそれゆえの煩悶。老いと向き合う自分の姿を含め、あますところなく自らつづった波瀾万丈な人生。巻末インタビュー「父・立川談志」松岡慎太郎。

目次 : 第1章 負けず嫌いで皮肉なガキだった―父と母、空襲、疎開、敗戦(小石川に生まれ多摩川べりで育つ/ 死の床の祖母 ほか)/ 第2章 現在の職業になる如く―ラジオと映画、寄席、入門(ラジオという最高の娯楽/ この頃から批判眼 ほか)/ 第3章 いわゆる波乱万丈の人生だ―家族、家、仕事、交遊録(落ち目のときはドカンといく/ 「絶対にこの暮らしを離すまい」 ほか)/ 第4章 アフリカ、もう行けまい―旅、映画、外国ジョーク(誰も外国に行けなかった頃/ 女を買うのは好きじゃない ほか)/ 第5章 エゴの塊のような気狂いが老いた―がん、声、未完(“松岡さん”と呼ぶのはやめてくれ/ 人並みに治っても駄目 ほか)

【著者紹介】
立川談志 : 1936年東京生まれ。落語家。52年、5代目柳家小さんに入門。63年、真打に昇進・「立川談志」を襲名。71年、参議院議員当選。83年、落語協会を脱会し、落語立川流を創設。抜群の古典落語の芸と個性的な時事論、鋭い落語論、芸人論で熱狂的ファンが多い。2011年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
(年表より)「お前らもついでに治してもら...

投稿日:2021/04/11 (日)

(年表より)「お前らもついでに治してもらってこい」と、談春や志らくを戸塚ヨットスクールに送り込んだことは知りませんでした。落語初心者ですから、これからは精を出して落語関連の本を読もうと思っています。

serena26 さん | 愛知県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • チェアー さん

    おれは天才、という自負は強く感じる。だけど、内容はばらばらだし読みにくかったな。昔の芸人の話とか映画の話とか延々書かれていても、という感じがした。談志の語り口はほうふつとしたんだけど。巻末の年譜は詳しくて面白い。

  • スプリント さん

    空前にして絶後な落語家でした。 自由奔放すぎる人生です。

  • やまねっと さん

    談志の本でこれが1番面白くなかった。未完とあるが、完結してると思った。もっと編集者が入って内容を精査したら、貴重な自伝になったと思う。 談志の本で「人生成り行き」という本があるが、それの方が面白い。 病床で書かれた本だからイマイチ乗らなかったのか、つまらない内容だと思った。旅行の話とかはそれなりに楽しめたけど。 巻末の長男、慎太郎さんの話は良かった。息子から見た談志はこれからもっと語ってほしい。

  • tanikenn さん

    やんちゃ とにかくやんちゃ 家族思いな一面は知らなかった

  • @yoshida4516 さん

    談志の趣味がよくわかる。 ただ時折マニアックすぎて理解出来ない点も多い。 幼少期戦中の話は談志の語り口だと生々しさが伝わる。 最後の年表もなかなか良い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品