水中翼船炎上中

穂村弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062210560
ISBN 10 : 4062210568
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
210p;22

内容詳細

目次 : 出発/ 楽しい一日/ にっぽんのクリスマス/ 水道水/ チャイムが違うような気がして/ 二十世紀の蝿/ 家族の旅/ 火星探検/ 新しい髪型/ ぶご/ 水中翼船炎上中

【著者紹介】
穂村弘 : 1962年、北海道生まれ。歌人。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。現代短歌を代表する歌人として、その魅力を広めるとともに、評論、エッセイ、絵本、翻訳など様々な分野で活躍している。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、連作「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、2017年、『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 風眠 さん

    「あぁ・・そうだったな、そうだったよ」って、ずっと昔の日常に、ひとときタイムスリップするみたいな感覚になる。三十一文字という限定された形の中で私は、小さい頃の茶の間へ行ったり、中学生の頃の教室へ行ったり、はじめての一人暮らしの部屋へ行ったりしてきた。味の素を混ぜた醤油の海苔おにぎり、美味しいんだよね。そう言えば子どもの頃のトマトは今みたいに甘くなくて、砂糖かけて食べてたな。おばあちゃん家の麦茶はコーヒーみたいに真っ黒で砂糖が入ってたけど、美味しくなかったな。お尻にセロファン貼る検査あったな、今はどうかな?

  • 美登利 さん

    良かった。短歌は未だにどう詠んだらいいのだろう?という思いがあって(格好つけてしまう気がして)詠めないんです。歌集であるある!と感じたものは初めてかもしれない。穂村さんと同年代であることも一因だけれど、どちらかというと女子よりな目線だよなといつも思っています。一回読んで意味が分からない歌は2回目読むとすんなりと心に落ちてくるから不思議。幼い頃の何でも「味の素」信仰、今じゃほとんど使わないのにそんな時代だったなととても懐かしい。

  • コットン さん

    装幀が良い感じ!これも名久井さんだった。中にメモがあり表紙のデザインは構成要素が微妙に異なる3×3=9パターンあるそうで、流石です。オチャメなほむほむの歌も良い。「宇宙船のマザーコンピュータは告げるごきぶりホイホイの最適配置」 「応答せよ、シラタキ、シラタキ応答せよ、お鍋の底のお箸ぐるぐる」

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    ふはー♡ おもしろかった☆ 世界音痴なみんなのアイドル(?)、当代きっての人気歌人、ほむほむ こと 穂村弘の、実に17年ぶりの個人歌集です。■これまでの歌集と比べて、題材も言葉選びも より日常の一コマをすくい取った様で、穂村さん自身が出ている様に感じました。■幼き夏の日の情景、冬の夜の夢想、これ、大人になった今 思い出して書いたのかな? それとも日記とか取ってあったのかな? 少年期、思春期、青年期、パラサイト期、そして現在まで。ほむほむの人生を辿るような1冊でした (ღ′◡‵) (2018年)(→続

  • tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。 さん

    ☆5.0  ほむほむの詠む歌が熱伝導のように 熱力学の第二法則により ぼくのなにかを撹拌する。 あまりのあたたかさに ぼくは悲鳴をあげ ぼくは体をくねらせ 抗うことは無論できずに ただその心地よさに身を委ねるのさ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

穂村弘

1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌をはじめとして、評論、エッセイ、絵本、翻訳など広い分野で活躍。『短歌の友人』で伊藤整文学賞、『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品