穂村弘 / 東直子 / 沢田康彦

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ひとりの夜を短歌とあそぼう 角川ソフィア文庫

穂村弘 / 東直子 / 沢田康彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044054038
ISBN 10 : 4044054037
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

“まめふぐがぷぷぷとおよぐのみつけたよさっそく君にもおしえなくっちゃ”“工作ののりべたべたと付き過ぎて乾かず迫る給食のベル”“私かて声かけられた事あるねんで(気色の悪い人やったけど)”。くすっと笑えて共感できる、傑作・珍作が大集合。女優や漫画家など異業種の言葉の天才たちが自由に遊んだ短歌作品を、人気歌人の穂村弘と東直子が「猫又」主宰・沢田康彦とともに斬る!10代から80代までの画期的短歌入門書。

目次 : 嫉妬/ べたべた/ えらぶ/ 芽きゃべつ/ 空・海/ 自慢する/ 夏の思い出

【著者紹介】
穂村弘 : 1962年、北海道生まれ。歌人。「かばん」所属。2008年、「楽しい一日」で、第44回短歌研究賞を受賞

東直子 : 1963年、広島県生まれ。歌人。「かばん」所属。96年に「草かんむりの訪問者」で、第7回歌壇賞を受賞。エッセイ、絵本等も執筆

沢田康彦 : 1957年、滋賀県生まれ。書籍・雑誌編集者、映画プロデューサー。メール短歌会「猫又」主宰。マガジンハウスにて『ブルータス』『ターザン』の編集、書籍部編集長を経て、2010年独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    短歌集団「猫又」による歌集。メンバーは主宰者の沢田康彦、講師の穂村弘と東直子、そして一般の生徒たち。もっとも、その中には漫画家の吉野朔美なども。歌はすべて講師から出された「お題」を詠んだ題詠である。題は「嫉妬」といったごく普通のものもあれば、「べたべた」のようにオノマトペの厄介なものも。時には講師陣も生徒たちに交じって詠んでいるのだが、これを見ると現代短歌の世界はプロとアマの垣根が低くなったなと思う。もちろん、意識的にそうしている節はあるのだけれど。その意味では、俵万智の功績はまことに大きい。

  • コットン さん

    穂村弘さんと東直子さんを先生に生徒たちの楽しい短歌本。最初の長濱智子さんの「ゲーセンの音に紛れて放心しこんなにモグラを殺してしまった」からして面白い!

  • 佐島楓 さん

    ことばの持つきらきらした力に目がくらむ思いをした。どうしたらこんな作品群を詠めるようになるんだろう。詠んでみたいけれどまだこわい。

  • 華 さん

    自分が短歌を詠むようになって初めて読んだ短歌本…こんなん出てこないわ〜こんな風に解けないわ〜の山。面白い。ほむほむと東さんが揃って◎を付けてる歌も理解できなかったりする。まあいいさ、それだけ自由でいいということ、同人の方の歌が頭の隅にでも残って自分の刺激になればいい。

  • ポテチ さん

    様々な永遠を見た! "思い"って保存可能なんだなぁ。

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