はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密 ちくまプリマー新書

稲垣栄洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480683793
ISBN 10 : 4480683798
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

「平均の人間」なんて存在しない。個性の数は無限大。生き物各々が異なっているのには理由がある。唯一無二の生命をつなぐための生存戦略がここにある。

【著者紹介】
稲垣栄洋 : 1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専攻は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、静岡大学大学院教授。農業研究に携わる傍ら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する著述や講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aya Murakami さん

    図書館本 東京シューレ葛飾中学校に訪れていたのですね。生徒が個性的なのは理解できます。平均的で普通であることからドロップアウトした生徒さんがたですからね。先公からしたら管理しにくくて厄介でしょうけど「個性はでてきちゃうものだから」という言葉は刺さります。 人間の脳がたくさんで多様なものを理解するのが苦手という限界がこのような事態を引き起こしたようです。しかし救いはあります。人間は多様なものを美しいと思うこともできると。

  • breguet4194q さん

    雑草を専門とした農学博士の一冊。プリマー新書のとおり、わかりやすく噛み砕いて説明されてます。また、文体が優しいです。最近「ざんねんないきもの事典」がベストセラーになってますが、それに派生した内容に加え、植物の生態系も併せて、更に人間の生き方にまで昇華して、個性と多様性について説明しています。子供が何気なく感じる問いに対して、丁寧に答えてくれてますので、小学生高学年であれば、十分楽しみながら学べるのではないでしょうか。

  • future4227 さん

    2021年中学入試で出題校数No.1の説明文。小中学生に向けて生物の進化の仕組をわかり易く説明すると同時に、それを参考に人間の生き方や価値観を見直してみようと投げかける。今までの稲垣先生の著書と違うのは植物の紹介にとどまらず、人の生き方という哲学的な内容に切り込んだ所。悩んだり、行き詰ったりしている子どもたちには、心に響くものがあるのではないか。人間はすぐに競争したり、比べたりするけど、自分らしく生きることが大事。「大した努力をしなくても勝てる場所で、誰よりも努力をしなさい」という林修先生の言葉がいい。

  • けんとまん1007 さん

    頑張るとか、頑張らないとかではなくて、いろいろあるから生き残る。これは、生物だけでなく、組織とか、文化とかにも当てはまると思う。雑草の逞しさは、力強さではなくて、うまく対応すること、やり過ごすことからくるというのが、納得。

  • はっせー さん

    自分らしさや個性について悩んだことがある人や生き物が好きな人に読んでほしい本になっている!読書会で参加した際に紹介されていた本でつい衝動買いしてしまった。読んでみて高校生や大学生にも読めるような柔らかい文章で個性や自分らしさについて植物や生き物の話を交えながら論じている。個性とは育てるものでも作るものでもなく出るもの。最後に書かれていた言葉が心にすぅっと入ってきた。個性が出るものとしたなら出るための環境をいかに整えるか。そこを整えることが大事だと感じた!今の環境がだめなら変えるほうがいいかなと感じた!

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人物・団体紹介

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稲垣栄洋

1968年静岡県生まれ。静岡大学農学部教授。農学博士。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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