ワードマップ　現代形而上学 分析哲学が問う、人・因果・存在の謎

世界には、なにが、どのようにあるのか論理的手法をツールとして世界の基底を問う。人の同一性とは、因果性とは、可能世界とはなにか。自由と決定論の衝突、個物と普遍、人工物の存在論…古典的難問から、最前線の試みまで復権した形而上学の全容をつかむ１０章！

目次 : 序章　現代形而上学とは何か/ 第１章　人の同一性/ 第２章　自由と決定論/ 第３章　様相/ 第４章　因果性/ 第５章　普遍/ 第６章　個物/ 第７章　存在依存/ 第８章　人工物の存在論/ 終章　形而上学のさらなる広がり/ 現代形而上学をさらに学ぶための文献案内

【著者紹介】
鈴木生郎 : １９７８年生まれ。慶應義塾大学文学研究科後期博士課程単位取得退学。現在は日本学術振興会特別研究員（ＰＤ．慶應義塾大学）。専門は現代形而上学（同一性、時間）および関連する倫理的問題（死の害や人生の価値）

秋葉剛史 : １９７８年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士（哲学）。現在は日本学術振興会特別研究員（ＰＤ、埼玉大学）。専門は現代形而上学、初期現象学、現代倫理学

谷川卓 : １９７９年生まれ。千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。博士（学術）。現在は日本学術振興会特別研究員（ＰＤ、埼玉大学）。専門は現代形而上学（とくに因果論と様相論）

倉田剛 : １９７０年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士（文学）。現在は九州大学大学院人文科学研究院准教授。専門はオーストリア哲学、現代存在論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）