十七歳の硫黄島 文春新書

秋草鶴次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605446
ISBN 10 : 4166605445
フォーマット
出版社
発行年月
2006年12月
日本
追加情報
:
18cm,262p

内容詳細

志願兵として硫黄島で戦い、傷つき、壕の中で3ケ月生き延びた著者が、戦後ずっと筐底に秘していた往時の記録を公開。人間が正視しかねる戦争の姿を、17歳の目で誠実に書きとめた貴重な戦争本。NHK放映で話題。

【著者紹介】
秋草鶴次 : 昭和2(1927)年、群馬県山田郡矢場川村(現在は栃木県足利市)生まれ。海軍を志願し、横須賀海軍通信学校卒業後、海軍通信兵に。昭和19年7月に硫黄島に派遣される。総攻撃には重傷を負っていたため参加できず、玉砕戦後も三ヵ月間生存して、九死に一生を得る。捕虜となってアメリカ各地を移送され、昭和21年1月に復員。東武鉄道勤務を経て、現在、自営業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    硫黄島を巡る過酷な戦闘に驚いた。

  • mazda さん

    あまりにも壮絶な戦いの場であった硫黄島。二度とこのようなことがないように、心の底から願うばかりです。

  • ちゃんみー さん

    硫黄島での戦いは戦後70年経った今でもその凄まじさは語られている。まだ10代だった作者が硫黄島で飲むもの食べるものも無い状況で行動していた様子が語られている。いったい先人達は何と戦っていたのだろうかと思わずにはいられないほどの状況だったことが伺えます。はて、自分が今に生きる人として考えれば、すぐさま投降していただろうと思います。皆さんもきっとそうだと思います。やはり生きたいですから。しかし日本軍人としての魂を植え付けられた人達はそうではなかったのですね。

  • 金吾 さん

    硫黄島の悲惨な戦闘を経験者が、語っています。壕の中の描写は、真に迫っています。硫黄島を訪れたことがありますが、壕は湿度と温度は凄まじいものがあり数分いるだけでしんどかったと記憶しています。栗林将軍をはじめとして現場の将兵の奮闘はいうまでもないですが、このような状態にした国家中枢こそ教訓を得て学んで欲しいとい思います。

  • おかむら さん

    硫黄島玉砕で生き残った通信兵が戦後長い間かけてまとめあげた手記。イーストウッドの映画をまた観たくなる。地熱と異臭の立ち込める地下壕の様子は映画では表現できない凄まじさ。とくに匂いが…。死んだ者に報いたい、無意味な死と言われるのは辛すぎるという著者の思いが痛ましい。日本軍精神の呪縛。投降を頑なに拒ませる軍の体質って本当にイヤだよなー。自決は美談ではない。そして逆のアメリカ側の手記も読んでみたい気持ちに。かなり向こうも怖かったと思う。

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秋草鶴次

昭和2(1927)年、群馬県山田郡(現在の栃木県足利市)生まれ。志願して横須賀海軍通信学校卒業後、海軍通信兵となる。昭和19年、硫黄島に派遣。重傷を負い総攻撃には参加できず、玉砕戦後も九死に一生を得るる捕虜となりアメリカ各地を移送、昭和21年復員。東武鉄道勤務を経て現在自営業。帰還してすぐ硫黄島での

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